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Vol.3 専門的な知識が不足していると感じる

新卒の葛藤を応援するメディア『HinT』。第3弾は、細越さんにインタビューをしました。

細越さんは、常葉大学外国語学部出身で、学生時代は海外留学やまちづくり会社でのお仕事を経験し、現在は会計事務所にて勤務中です。

仕事内容としては、個人事業主や法人向けの税務全般のサポートや同業他社への営業活動のお仕事をしているとのことです。

ー 新卒として働き始めてみて、現在感じている葛藤を教えてください ー

細越:

税務関連のお仕事をする際に、自分自身の知識不足によって上司と同じ角度で考えて仕事ができないことが今感じている葛藤です。

上司と同じ角度で考えることができれば、より仕事に面白みが出ると思います。しかし、私の知識がないばかりに、上司のように考えて仕事ができません。そのため、私自身の仕事に薄っぺらさを感じてしまいます。

ー 葛藤の原因である自身の知識不足に関して、具体的に葛藤を感じた場面があれば教えてください ー

細越:

具体的には、会計書類の作成をする場面で自分自身の知識不足を感じます。
私は、入社してからメインの仕事で、簿記を使い会計書類を作成しているのですが、入社するまでは、簿記や会計に関することは全く学んだことがありませんでした。

そのため、元々会計の領域に知識がない状態でスタートしています。徐々に会計や簿記の基本的な知識もわかるようになり、最近ではメインの業務も慣れつつある実感が湧いてきました。

しかし、その反面で先輩の仕事の進め方と自分の仕事の進め方を比較する場面が多くなりました。そこで、私は、上司と比べて圧倒的に考えて仕事ができていないことに気づきました。上司は、会計書類を作成する際に、会社の状態を考察したり、情報に誤りがあったらすぐに気付き、頭をフルに働かせて仕事をしています。

一方で私は、ただ言われたことをやっているだけで、流れ作業になってしまい、上司のように頭を働かせて仕事ができていません。


ー ありがとうございます。葛藤が生じている原因って何でしょう?ご自身の経験や性格を踏まえて教えてください ー

細越:

葛藤の原因は、今の会社で、私自身が「人の上に立って働きたい」と思っているからだと思います。

人の上に立って働きたいと思ったのは、大学時代のバイト先チームリーダーを任された経験が大きく影響しています。当時、どうしたらチームメンバーへ指示を出しやすい環境になり、指示が通りやすくなるかを日々考え、実行していました。人の上に立って、自分がフルに頭を働かせて考えたことが実現し、チームメンバーがよくなっていく姿が今でも忘れられません。

そんな経験もあり、現在の仕事でもしっかりとチームを引っ張ってくいけるような存在になりたいと思っています。チームを引っ張る存在になるためには、広い考え方と、専門知識が必要になってくると思います。だからこそ、今の自分の仕事に満足せず、さらに上の領域を目指したいという思いが強いです。


ーなるほど、ありがとうございます。 最後になりますが、現在の葛藤に対して今後はどう向き合っていこうと思っていますか?また今後に向けて一言お願いします ー

細越:

現時点で知識不足であることはあまり気にせず、今はとにかく知らないことを一つでも多く知っていけるよう努力することが大切だと感じています。

具体的には、本を読んだり、わからないことをネットで調べたりすることです。また、考え方や発想が凝り固まらないように、会社外での活動を増やし、横のつながりも増やしていこうと思っています。

今後、立派なリーダーとして働いていけるように、少しずつ知識や経験を増やしていき、広い考え方で仕事に取り組んでいきたいと思います!

細越さん、ありがとうございます。
今回のインタビューを通して、細越さんのリーダーとして働く強い意思、そして、レベルの高い上司たちを前にしてもその上司たちから学ぼうとする姿勢にはとても勇気をもらえました。

今後の細越さんの活動を心より応援しています!


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