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意外と知らないマナー?ビジネスで役立つ封筒の正しい閉じ方

ビジネスシーンで封筒を使用する機会は多いですが、その取り扱いには意外と知られていないマナーが存在します。
その中でも、封筒の「閉じ方」は相手に与える印象に大きく影響を与えるポイントです。
正しく閉じていないと、知らず知らずのうちに失礼となってしまう場合もあります。
今回は封筒の閉じ方でよくある間違いと、正しい封じ方について詳しく解説します。
この機会にしっかりと確認し、ビジネスマナーをブラッシュアップしましょう!

封筒の閉じ方でよくある間違いとは?

まずは、封筒を閉じる際にありがちな3つの間違いについて見ていきましょう。
これらを理解し、避けることで相手に対する印象を大きく改善できます。

1つ目:テープで封をする

手軽だからといって、テープで封をするのは避けるべきです。
特に目上の方や取引先企業への文書を送る場合には、慎重に対応する必要があります。
テープは簡単に剥がせてしまうため、機密性が損なわれるリスクがあるからです。
また、一度剥がされたかどうかが分かりづらい点も問題です。
重要な文書を送る際には、のりや封字を使用してしっかりと封をすることが推奨されます。

2つ目:封字を「バツ」で書く

封筒を封じた後に封字を書くのは日本の伝統的なマナーの1つですが、この封字を「バツ」で書いてしまうケースがあります。
封字には「〆」を書くのが正式です。
形が似ているため、うっかりバツを書いてしまったり、〆の形が雑になってバツに見えてしまうことがあります。
こうした誤解を招かないように、封字を書く際には丁寧さを心掛けましょう。

3つ目:洋封筒に封字を書く

洋封筒は横書きが一般的で、英文手紙のルールに則った使い方が基本です。
日本独自の文化である封字を書くことは、洋封筒には適していません。
例えば、イベント案内状や招待状で使用する場合、洋封筒に封字を書いてしまうと相手に違和感を与えることがあります。
そのため、用途に応じて封字を使い分けることが重要です。

正しい封筒の閉じ方

では、正しい封じ方について見ていきましょう。
以下の方法を実践することで、相手にきちんとした印象を与えることができます。

しっかり封をする場合

封筒をしっかり閉じる必要がある場合は、スティックのりを使用するのがおすすめです。
液体のりは封筒が波打ったり、見た目が悪くなったりする可能性があるため、避けたほうが良いでしょう。
また、封筒に水のりが付いている場合は、過剰に水をつけると封筒が濡れてしまうことがあるため、慎重に扱う必要があります。

封をした後には封字の「〆」を記入します。
この際、丁寧で整った字を書くように意識すると、より良い印象を与えられます。

封をしない場合

郵送ではなく、手渡しで書類を渡す場合には、封をせずにフラップ(封筒の蓋部分)を軽く折るだけで良い場合もあります。
この際、必要に応じてメモ書きを添えると、さらに親切です。

まとめ

封筒の閉じ方には、実は多くの注意点があります。
今回は、よくある間違いと正しい封じ方について解説しました。
テープを使用しない、封字を正しく記入する、洋封筒には封字を使わないなど、ポイントを押さえながら適切な対応を心掛けましょう。

封筒の扱いは些細なことのように思えますが、細かな配慮が信頼関係を築く第一歩です。
ぜひ、この機会に正しい封筒マナーを身につけてみてください!


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