宿泊施設初受賞!?「里山十帖」~こだわり抜かれたリノベお宿~【新潟県】
こんにちは!でぱおです。
生活リズムを整えるために始めた「毎朝7時ラジオ体操」が18日目を迎えました!
かれこれ2週間以上7時に起き続けていると考えたら、僕ってなかなか頑張ってませんか?
早起きを頑張っている時点で低レベルですが💦
自堕落大学生が踏み入ることのない朝7時という領域に達しただけ良しとしましょう!
今日も行ってきます!
旅館でもホテルでもない...
今回お世話になるのは、新潟県は魚沼市の「里山十帖」です!
知る人ぞ知る、雑誌「自遊人」を手掛ける「株式会社自遊人」のクリエイティブディレクター「岩佐十良」さんが監修した宿泊施設となっています!
過去に、宿泊施設として初めて「2014グッドデザイン賞」・「ものづくりデザイン賞中小企業長官賞)」・「ベスト100」に選出された。
コンセプトは、「里山から始まる十の物語」とし、一つ一つのこだわりに里山のストーリーを組み込んであります!
「里山十帖は、お篭もり旅館でもサービスを競うホテルでもありません」
相当こだわりがあるのが見て取れます!
細かいところまで凝視しながら旅行していきます!
古民家リノベの苦悩
高い山々、新緑に囲まれた、パズルのピースを散りばめたような棚田の数々。
その先にあるのが、「里山十帖」。
どこか道の駅のようなイメージを想起させる建物に
体験と発見のすべてが詰まっている。
インパクトはないものの、安心感を覚える。
これがリノベされた建物。
廃旅館を受け持った時点で、建物自体の痛みも激しく、ライフラインもままならないことから、骨組みと重要な壁のみを残して他はすべて改装することにしたそう。
リノベで肝心なのは、「古きものをどう生かすか」
古いものを古っぽく演じたところで何ら進歩がない。
「こんな住み方もあるんだ」
そう思ってくれるような、古いものでの新しい提案をする。
発見と体験に沿った演出である。
精密機械系お宿
「3~4人でわいわい楽しみたい・連泊して執筆、デスクワークに没頭したい・音に敏感」
それぞれの客層に合った客室を提供し、より目的に近い形で生活してもらう。
まるで精密機械のようにプラン分けされた抜かりのないお宿である。
今回は、ひとりで作業を捗らせたかったので、
「クリエイターズ」を選択。
広いテーブル、近い壁と向き合い、座り心地抜群の椅子とともに企画書の作成に望む。
まるで日常の中で生活しているように集中が切れない。
非日常ではなく、日常を忠実に表現した客室。
注意事項として、リノベの特性である上の階の足音とドアの開閉音があると聞いていたので、耳栓を準備してきた。
事前にあらかじめ知らせてくれることが旅の質の向上につながる。
おかげで音を気にすることなくよりプライベートに近い状態で過ごすことができた。
野菜9.99割飯
三ッ星料亭で修業を積んだチーフ・フードクリエイターとヴィーガン料理に長けたシェフが新潟の味・魚沼の味をここでしか出せない形で提供してくれる。
コース料理はほとんど野菜や山菜で構成され、肉や魚などの豪勢なものにするつもりは微塵もなく、「大地の恵みを感じていただくこと」「食材の力を感じていただくこと」をテーマにしている。
漆塗りの古風な柱・引き戸、暗い部屋に明かりで照らされたテーブルが一つ。
テーブルのみに照明を当てることで、料理へ目がフォーカスしやすい造りになっている。
量自体は少ないが、素材の味がここまで出せるのかと疑うほどにパワーを感じる。
どこにため込んだらよいかわからないパワーをとりあえず胃の中へしまっておく。また別のパワーをためる。
野菜・山菜を食べることは自分の健康意識だけでなく町の生産者の顔、笑顔を想像することで心持も豊かにしてくれる。
どこのだれが作ったかわからない材料より、その地の地元の生産者という情報があるだけでも大きく印象が変わると思った。
絶景露天風呂ランキング1位
標高2000メートル前後の高い山を見渡すことができる湯処「天の川」は、
僕たちの想像を超えた経験を与えてくれる。
露天風呂だからといって広くしすぎないことで、コンセプトの「プライベートのような過ごし」を具現化している。
入浴の前にカサカサだったかかとが謎のベールに包まれ、すべすべしている。
効能良し。
今回は秋だったが、冬になれば雪の衣を着た山が顔を出す。
是非ともその絶景も見てみたい。
お邪魔しました!
いやぁ~こだわりという言葉では足りないほどゲストを思う熱く深い気持ちが伝わってくる良いお宿でした!!
書きたいことが多すぎていつの間にか文字は1800💦
ここまで見てくださった皆さんありがとうございました!
皆さんも足を運んで非日常なのに日常の中にいるような不思議な空間を味わってみてください!
まぁ、行ったことないんですけどね!!