アフィリエイト広告でレビューは売れるが嘘はダメ。
2021年3月の報道についてのツイートから、その続きを書いてまとめました。
合わせてアフィリエイトのヒントもご紹介します。
■消費者庁がアフィリエイト広告に注意喚起と措置命令
消費者庁がシミ取り2商品の販売会社に注意喚起。
SNSでの体験談を装った広告の内容が誇大のため消費者安全法に基づき公表。
そして育毛剤の会社に措置命令。
合理的な根拠がない宣伝で景品表示法に違反。
いずれもアフィリエイト広告。
■アフィリエイターの嘘と広告主の嘘
シミの件はアフィリエイト記事の中で、シミが取れたというビフォーアフターの写真を2枚並べて、数日でシミが取れたように見せていたようです。それをSNSで展開。
もちろんこの写真は加工しているか、別人の写真だと考えられます。
アフィリエイターがついた嘘。
育毛剤は髪の毛が生えるという説明の根拠を提出できなかった。
つまり髪の毛が生えるはずもない商品を髪が生えるとして売っていた。
会社(広告主)がついた嘘。
眉唾ものの案件はいろいろな意味で売れやすい傾向があるので、やる方は多いと思いますが、私はほとんどやりません。
特にLPを見て、これはありえないなと思うような案件は避けます。
■アフィリエイトで嘘はダメ
アフィリエイトで儲けたいからこそ記事で商品やサービスを強くアピールしていくのは当然。
広告は宣伝、営業ですから。
むしろ強めに誘導、提案しないと売れないこともあります。
多少話を盛ることもあるかもしれません。
しかし嘘はいけません。
今回報道された内容は、広告という形の嘘であり、それは詐欺に等しい。
■自分がよいと思える商品やサービスを選ぶ
理想論だと言われるかもしれませんが、本当によいと思える商品やサービスを紹介するとアフィリエイトがうまくいく可能性があります。
最もよいのは自分が使う商品を買って、実際に使ってみて記事にする方法、すなわちレビューです。
それは商品を取り寄せて、写真を撮影して記事に掲載して後は適当なこと書いて終わりの記事ではありません。
本当にその商品を使ったり使い込んだ感想は明らかに違います。
欠点やデメリットもあれば書くわけです。
後日になって気づいたことや見方が変われば追記もしたくなるでしょう。
これが本当のレビュー記事、本来のレビュー記事です。
■レビュー記事は売れる
昔はそういった本当のレビュー記事がほとんどでしたが、最近では適当なレビュー記事や、やらせのようなレビュー記事が多い気がします。
適当なレビューでもやらないよりはやったほうがよいかもしれませんが、書き手が思っているよりもユーザーは嘘っぽいとか適当だということに気づいています。
逆に、本当に使い込んだ真のレビュー記事はかなり支持されます。
ユーザーにとって役に立つ記事、価値のある情報だからです。
その結果、売れやすくなります。
次々と簡単に成約が取れたりします。
今回の報道されたアフィリエイト記事を反面教師にするならば、当該のアフィリエイターは売れるからレビュー形式の記事や写真見せたわけで、嘘はダメだけれども、売るためにレビューというのは効果があるのだと再認識できます。
■レビューサイト
これまでいろいろなアフィリエイト手法で試してみてどうしても稼げなかったという方は、レビューサイトを作るのも有効ですのでお試しください。
ミニサイト20記事とか5記事でもよいかもしれません。
あるいは既に中規模サイトを展開しているなら、これまで既に商品記事を書いている商品のレビュー記事を追加してみる。
もちろん紹介したことのない商品を新たにレビューしても効果的でしょう。
いずれも、まずはASPにログインして自分が使ってみたいと思う商品を探してみることです。
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