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「足るを知る」の本当の意味、とは?(老子から学ぶ)
おはようございます。
遊行スタートまであと230日
今日も朝を迎えられてありがたいことです。
感謝(-人-)
ここのところ、
「バカボンパパの人生哲学を生きる」講座とか
(勝手にやりましたごめんなさい)
先日は
「未来は”可能”に満ちている」というイベントとか
(可能性じゃなくて可能ってところがミソなんだけど)
あとは
「自分の本質に迫るアイアイ・アカデミー基礎講座」の
バックグラウンドセミナーなどの講師を
させていただいていて。
あとは昨日ふとこの
自分のnotoが目に入って
やっぱり徹底的にこれで生きていってみよう。
と思ったので
それを書いてみようと思います。
これとかそれとかですみません・・・。
それ、とは、「足るを知る」です。
足るを知る、とは
たぶん
物質のことだけじゃなくて
自分自身のことでもあるんだなあと。
足るを知る=知足 という言葉は
「老子」の中では、
第33章、第44章に出てきます。
どちらもゾロ目ですねw
他にもあるかも。
まずは「老子第三十三章」
<原文です>
知人者智、自知者明、勝人者有力、自勝者強、
知足者富、強行者有志、不失其所者久、死而不亡者壽。
意訳はまたまた
ドリアン助川さんの本「バカボンのパパと読む老子」より。
<意訳です>
知人者智、自知者明、
他人を理解する者が知恵のある者であり
自分を理解できる者が明察なる者である
勝人者有力、自勝者強、
他人に勝つ者は力が有り、
自分に勝つ者は強さがある
知足者富、強行者有志、
足ることを知る者は富み、努力する者は望みを得る
不失其所者久、死而不亡者壽。
自分の居場所を間違えない者は久しい栄光を得
死んでも、自然界のTAOと共に生きた者が長寿なのである。
続いて「老子第四十四章」
<原文です>
名與身孰親、身與貨孰多、得與亡孰病、是故甚愛必大費、多藏必厚亡、
知足不辱、知止不殆、可以長久。
意訳はまたしても、
ドリアン助川さんの本「バカボンのパパと読む老子」より。
<意訳です>
名與身孰親、身與貨孰多、
名誉と身体どちらに親しみが湧くか
身体と財貨はどちらに価値があるか
得與亡孰病、是故甚愛必大費、多藏必厚亡、
得ることと失うことは、どちらが煩いになるか
身体と財貨はどちらに価値があるか
ものに過ぎた執着をすれば、必ずひどく散財することになり
ものを過ぎてため込めば、必ず大量に失うことになる
知足不辱、知止不殆、可以長久
持っているもので満足することを知れば、屈辱を感じることもない。
分相応にとどまることを知れば、危ういこともない。
長く在ることができる。
そして、第四十六章にも見つけました。
こちらは一部のみですが。
(また次回、全文の訳をのせます)
(第四十六章の最後)
故知足之足、常足矣
ゆえに、足りていることを知って満足できる者が、
いつまでも満ちているのである
そんなわけで、
老子の中にたくさん出てくる
「足るを知る」
どういうことだろう?と
考えていました。
「自分を理解できる者が明察なる者である。」
つまり、自分を知る者は賢明な者とも言えるかも。
そして、自分を知ったら、
自分でないものになろうとしたり
自分でないものを羨むのではなく
自分の人生を生きなさい、と。
比べない、ジャッジしない
TAOが与えてくれたそれぞれの才能・生き方を
とことん味わっていきなさい。
そう言っているのだなと。
朝からめっきり
老子。らぶ。
です。
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