不適切報道2024 フェイクニュース部門ノミネート①生稲外務政務官の靖国神社参拝誤報問題
2022年8月15日に自民党の生稲晃子参院議員が靖国神社を参拝したと、共同通信社が誤報を行った件をノミネートしました。
①この件については、共同通信社の記事をもとに他社も追及記事を書いており、フェイクニュースが広範囲に拡散している状態です。
②また、佐渡島の金山の労働者追悼式について、韓国政府関係者が参加を見送ったことは共同通信の誤報が影響している可能性があります。
③また、誤った情報をもとに共同通信自身が政府を追及する行為も見られました。のちの調査で、生稲氏本人に事実確認を行わず記事を配信したことが判明しています。
④この誤報が判明した際の共同通信社の対応ですが、自社サイトには報告を載せず、海外向けの記事ではサイレント修正を行ったという言説もあります。
⑤自社の裏取りの甘さや確認不足を、他社の記者へ責任転嫁したと捉えられかねない発表を行いました。また、靖国神社を共同・時事・NHKの三社で監視している体制が明らかになりました。
⑥12月5日、共同通信は関係者の処分を行いましたが、その内容は短期間の出勤停止や減給、厳重注意であり、今後も関係者たちが記事の量産に関わるであろうことに留意が必要です。また、更迭された職員についても、短い期間を経て復帰人事を行う可能性もあるため、今後の動静に注目が必要です。
この誤報は、本人確認や裏取り、検証の不足によるものです。発覚後は記事のサイレント修正などが確認されており、社の問題解決の姿勢に批判的な意見も寄せられています。また、この誤報は韓国との外交問題の要因となっています。共同通信・時事通信・NHKが中韓の主義主張を受けて靖国神社への参拝を問題視し、監視を行い積極的に知らせる報道姿勢が明らかになったことも興味深いことです。以上のことから、フェイクニュース部門2024へのノミネートにふさわしいと判断しました。