#53 子供の未来は
自分のことはずっと自分が決めてきた自分にとってものすごく嫌なことを耳に挟んだ。
小学生年代では最近よく聞く移籍問題。
大半の移籍の理由は出場機会の部分だ。
自分の子供は優遇されていない。
だから他のチームに行かせよう。
と親が言っているということだ。
とんでもない話。
子供は大人の願望を叶えるための道具ではない。
ちなみにそういう話が出ているのは小学2年の世代。
？？？？？？？？？？？？？？
が頭の中にたくさん出てきた。
なぜ今そんなに焦っているのか。
そもそもチームを変えたからといって現状は変わるわけがないのだ。
現状を変えるのは本人次第だから。
そもそも移籍を望んでいるのは親であって子供は望んでいないかもしれない。
そんなことは聞くつもりはないが。
今は周りには勝てないかもしれない。
それは”今”の話。
今勝てないからこの先も勝てないと感じているのだろうか。
不思議で仕方ない。
取り組み方次第で変わるものを気づいていないのだろうか。
自分の子は頑張っているのに評価されていないと感じている親が多い。
みんなが頑張っているのは現場にいる自分がよく分かっている。
でも頑張っていても成長差には個人差があるということを感じてほしい。
皆が皆同じように成長できていたら今頃強いチームや上手い選手がわんさかいるだろう。
今の子供の現状を見て早くに見限ってしまうのは子供が可哀想だ。
簡単に願望が叶うところに居ることが全てだろうか？
願望が叶わないところに居るのが成長しないと考えているのだろうか？
いずれにしても今はそんなこと考える必要はない。
今は周りに勝てなくたっていい。
だからこの先で今勝てない子に勝とうって考え方になってほしい。
子供たちにはこれから先チャンスがたくさんある。
でもそのチャンスを親が摘んでしまってはダメだ。
子供の未来は親が決めるものではない。
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