#30 感謝。
今年の夏も去年と同様に最高に幸せな夏を過ごすことができた。
それは他でも無い選手のお陰。
今日高円宮杯県南大会で2回戦敗退。
3年生は引退となった。
去年の秋の状況を知ってる側からしたらここまで来れるなんて思って居なかった。
このチームは先輩達の背中を越えると県大会で2勝を目標にスタートした。
チーム始動当初は目標があったのにも関わらずぼんやりとサッカーしていて自分はずっとストレスを感じながら見ていた。
新人戦も何の爪跡も残さずに終えどうなるものかと途方に暮れていた。
そんなチームが県南リーグの参入戦の敗戦をきっかけに様変わりして行った。
目を覚ましたかのようにサッカーへの向き合い方が変わり、個々の技術もチームとしてやろうとしてるところの完成度もどんどん高くなって行った。
蓋を開けたら
春には高円宮杯市内予選を優勝し3連覇。
夏には学校総体市内予選を優勝し2連覇。
県大会、県南大会で1勝ずつ。
先輩達の背中を越えようと本気で頑張った結果は驚くものだった。
もちろんまだまだ力不足な部分はあったし勝てた試合を落としたこともあって突き詰めなければいけないことは腐るほどあると負ける度に感じていた。
そこに関しては自分の力不足だと感じてるから反省点。
改めてサッカーは難しい。
負けて気付くことだらけでまだ自分はサッカーを知ってないんだと思った。
ただ何が足りなくて負け、何を持ってすればもう少し先に進めるのかはちょっと分かった気がする。
3年生には感謝しきれないくらい感謝している。
こっちの提示した基準に文句1つ言わずに必死に取り組んでくれたこと。
サッカーへの向き合い方が変わってくれたこと。
ちょっとでも上手くなってくれたこと。
サッカーを楽しいと思ってくれたこと。
最後にとても良い思いをさせてくれたこと。
今まで褒めることが少なく常に満足させずにやらせていてとても窮屈だったと思う。
でも目標が高ければ高いほど質の高いものが必要なんだよ。
って事は目標に到達しなかったことで感じたかな。
次に自分の掲げた目標を達成出来る場所は高校でしかない。
高校は今よりも遥かに厳しく難しい環境。
そんな環境でも諦めずに怯まずに強くやっていってほしい。
君達なら出来る。
それをこの夏に証明してくれた。
出来るということは自分が保証する。
最後に‥
君達とサッカー出来たことはかけがえのない時間であり最高の財産。
お金で買えない時間を過ごせて本当に幸せだった。
ありがとう。
毎回楽しそうにサッカーやってくれる君達が大好きです。
また同じ舞台に戻って君達が残してきた忘れ物を次の世代でしっかりと回収してくるよ。
次なる世代はどんな目標を立ててどんなチームになっていくのか。
子供たちとのチャレンジはまだまだ終わらない。
長文最後まで読んでくれてありがとうございます。
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