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盗汗のメカニズム

・ 盗汗とは、寝汗のことである。
 睡眠中に多く汗をかき、目覚めると汗が止まる。

・ 睡眠時は多くの陰液が臓腑におさまり滋養するので、
全身の陽を抑制する機能が弱まり、虚熱の程度が強くなる。
そのため、虚熱が旺盛になると体内の津液が気化されて
汗となり、外に漏れる。これが盗汗のメカニズムです。

 盗汗は、陰虚の代表的な病症です。「盗汗→陰虚→虚熱」としっかり覚えておきましょう。

(参考図書)

「新版 東洋医学概論」 教科書検討小委員会著、医道の日本社

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