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会議室。 「あっ、佐藤くん」 「はい」 「前回の君の案は、素晴らしかった」 「ありがと…
中途採用の男性。 総務の女性が社内案内中。 「ここが社員食堂になります。 田中さん…
お母さんと娘。 「時代も変わったわね…」 「どうしたお母さん?」 「SNS見てたんだ…
マンションのバルコニー。 煌めく星空。 「パパ、キレイだねぇ」 「そうだね」 「パ…
日曜日。 早朝。 「おはようございます。 お疲れ様です」 「あ~どうもどうも」 「…
「では、袴田大臣お願いします」 「え~、頼まれてもいないことを、 やってしまうことで…
お母さんと小さな女の子。 「ねえ、ママ?」 「なあに、まーちゃん」 「まーちゃん、 ひとりでおトイレいけて、 エラい?」 「エラいエラい! もう、まーちゃん、 すっかり、お姉ちゃんだよ~!」 「おねえちゃ~ん?!」 「そうよ~。 もう、まーちゃんは大人よ!」 「まーちゃん、おとな?!」 「大人だよ~! もうおトイレだってできるしょ?」 「できる~! オシリもふけるよ~!」 「そうよ~! 大人はちゃんと、 自分のお尻が拭けるのよ~!」
女性二人。 スーパーの自動レジ。 「値上がり多い…」 「ほんと。 特価品しか買えない…
友達との待ち合わせ。 私は時間に余裕もあったので、 ひと駅手前で下りて歩いてる。 休み…
遠い未来のお話。 買い物帰りの両親と娘。 「あっ、選挙ポスター!」 「ん? ああ、そ…
スマホを触ってる女性二人。 「ねえ~」 「ん~。 な~に~?」 「私ってさ~」 「う…
数十年後。 とある介護施設。 「はい、みなさん。 もうすぐお昼ご飯なので、 誤…
忘れられない記憶。 僕には幼馴染みがいた。 物心ついた頃には、 常に隣にいた彼女。…
年老いた博士。 それを支えてきた、 ヒューマノイドの助手。 テラスで日差しを浴びながら、 博士の背中を擦っている助手。 「朝晩は、少し過ごしやすくなったのう」 「そうですね。 寒暖の差がない方が、 私たちにもいいことなので」 「そう言えばお前も、 よく気温を気にしておるのう」 「はい。 関節などの機械的な部分は、 温度によって動きに影響がでます。 だから朝晩の冷え込みには、 注意が必要なんです」 「人に似せて造られたヒューマノイドが、 悩み