知らなくていいこと
※本文に「知らなくていいこと」そのものは明記していません。安心して読み進めてください。
警察用語隠語で「ラジオ」というものがあります。
これは「無線」と「無銭」をかけて、「無銭飲食」を指した隠語なのですが、
この知識を得ると、今後「ラジオ」という単語を見るたびに「無銭飲食」および「警察」を想起するようになります。
このように、隠語に使われる単語が、ごくありふれた日常的に触れる単語だと、度々思い出すことになります。
世の中にはもっとネガティブなワードを、別の隠語で表すことがあります。例えば「麻薬」とか。
麻薬の隠語もありふれた単語で表されています。
そうすると、その隠語を、本来のありふれた意味として使われているときに見かけても、脳裏に麻薬を思い浮かべてしまいます。
麻薬のことを考えたいわけじゃないのに。
もっとひどいのは、悪口の隠語。
「この言葉は、誰かを悪く言うときにも使われてるんだな」と思うと、それだけで気が滅入るし、その言葉が嫌いになってしまいます。
こんなふうに、知らなくていい知識ってありますよね。
雑学として割り切れるか、難しいところです。
追記。知らなくてもいいことの亜種、知らない方がよかったかも知れないこと。という記事を書いたのでリンクを載せておきます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?