「今」を全力で楽しむためにできることを。想いをカタチにするデザイナーのマイルール
こんにちは!フリーランス広報ユニット「ふたり広報」・ライターのももです。
今回は「フリーランスのマイルール」第5弾。Webデザイナーとして活動しながらパーティー空間のプロデュースにも携わる、クリエイターの本橋彩音さんにインタビューします。
ふたり広報ではデザイナーとして活動されている彩音さん。「旅と、よさこいが好き」とのことで、アクティブに活動する日々の過ごし方や仕事の際に意識していることをお聞きしてみました。
ルール① 明日やることのメモを残しておく
彩音さんが一番集中できる時間帯は深夜。パーティープランナーとして夜にイベントや会場の運営をしていた影響もあり、日付が変わる頃に集中力のピークがやってくるのだとか。
そんな彩音さんには、仕事の効率を上げるために続けている”とある習慣”があるそうです。
「夜寝る前に、次の日にやるべきことをメモに残しています。朝起きたら内容を確認して、優先順位をつけたあとに作業を開始することが多いですね。
フリーランスの仕事は自分でやるべきことを調整するため、予定の確認ややるべきことの整理も大切な仕事です。やるべきことが分かっていると朝起きる憂鬱さがなくなり、普段よりも早く起きれる気もしています」
夜遅くに寝るため、起床時間は11:00頃が多いとのこと。できる限り早くパソコンに向かって、12:00には作業を開始したい!という想いもあり、この習慣は欠かせないと言います。
さまざまなクライアントと同時に仕事をするフリーランスならではの習慣なのではないでしょうか。
ルール② アクティブに行動することでリフレッシュする
作業は「外でする派」の彩音さん。一つの拠点に集中するのではなく、その日の予定に合わせてコワーキングスペースやカフェを転々としているそうです。
「集中力は日によって全然違うのですが、集中力が切れたときは散歩に出かけることが多いです。家にいるとどうしてもだらけてしまうので、意識して外に足を運ぶようにしていますね。
他にもいろいろなストレス発散方法はあると思うのですが、それでもわざわざ外に出ることを散歩を選ぶのは、私が旅好きで、一箇所に止まっているのが苦手だからかもしれません」
他にも、大学の頃から8年ほどよさこいを続けているという彩音さん。「外で炎天下で踊るのは辛いこともありますが、みんなで力を合わせて踊ることは楽しく、良いリフレッシュになっている。」とお話されていました。
ルール③ 旅をして、心の動くままに動く時間を作る
彩音さんのマイルールについてお話するうえで、欠かしてはいけないのが「旅」の話。ふたり広報には旅好きのメンバーが多くいて、彩音さんも大の旅好き。月の半分ほどは旅をしているのだとか...!
滞在期間は長めにとることが多く、1週間ほどをかけてワーケーションをしながらその土地を満喫しているそうです。
「5〜6月にかけては、一ヶ月の間に沖縄に行って北海道に向かい、関東に帰ってきたら次は軽井沢.......といったスケジュールを過ごしていて、東京には1週間くらいしかいませんでした。
仕事をしていると、どうしても「しなければならない」思考で動くことが多くなるのですが、旅先では『西の空が晴れているから夕焼けを見に行こう!』『たまたま見つけたお店が気になるから入ってみよう』と偶発的な感情に従って動くことができます。
感情のままに動く時間の過ごし方が、自分の心の平穏を保つことに繋がっていると感じます」
あまり予定を詰め込みすぎずに、「今」自分が楽しむために何をするかを考えながら旅をするのが彩音さんの旅のルール。
特に島が好きで、「島の人間になろうか真剣に悩んだこともある」とも楽しそうにお話してくれました!
ルール④ 気分がのらないときはSNSを見ない
個人で仕事をしている人にとって「落ち込んでも、悩みを共有する相手がいない」「落ち込みすぎると仕事にならない」のは自身の悩みにつきもの。
彩音さんに、落ち込んだときの立ち直り方やポジティブな時間を増やす方法を聞いてみました。
「自分の気分がのらない時はSNSを見ないのが、落ち込んでいる時間を減らすコツだと思います。
SNSは人の新たな考え方が知れたり、オフラインでは出会えなかったかもしれない人たちと繋がれたりするツールとしてはとても便利ですし、私も大好きなツールです。
でも、SNSには人間の陽の側面を多く映し出す性質もあることから、見ているとどうしても人と比べてネガティブになってしまうこともあると思うんです。あまり気がのらないときには、そもそもSNSを見ないのが前向きな気持ちになるカギになるかなと」
SNSの良さをフルに活かしながら、自分の気持ちと上手に向き合う。立ち直る方法を考えることも大切ですが、落ち込む時間を減らすために自分を守るのも大切なことなのだなとお話を聞いていて感じました。
ルール⑤ 月末に一ヶ月の振り返りをする
彩音さんは月末に、「月初を良い気分で迎えよう週間」を作っているのだとか。フリーランスなら誰もが直面するお金の問題や自分の成長と向き合うために、支出を整理したり、毎月の目標立てや振り返りをしたりする一週間を設けています。
「最近はふたり広報で、毎月目標を宣言したり振り返りを行ったりする場ができました。メンバーの皆に刺激を受けることもできますし、達成のために頑張ろうと思えるいい機会です!
昨年はフリーランス1年目で、お金関係の整理でかなり辛い思いをしたので、今年こそはきちんと取り組もうと意気込んでいます」
ルール⑥ 世の中の想いをカタチにする空間を作り続ける
新卒でベンチャーのイベント会社に就職し、その後Webデザインの世界に足を踏み入れた彩音さん。
今はフリーランスとしてイベントプランナーとデザイナーの2つの軸で活動されていますが、実はイベントやパーティーとWebデザインにはとある共通点があると言います。
▼彩音さんの制作実績はInstagramのハイライトに
「私の活動は『想いをカタチに』する手段だと思っています。パーティープランナーの経験を通じてさまざまな人と関わっている時に、自分が知らないサービスや素晴らしい方々にたくさん出会うことができました。
その魅力を表現する方法として以前はパーティー空間を用いていたのですが、新型コロナウイルスの影響でパーティーが減ってしまったことから、オンライン空間でそれが実現できるWebデザインの勉強を始めました。
場所を問わずに何かの魅力を表現し、『想いをカタチに』することができるようになれてとても嬉しく思っています」
数年前は 「自分が二足の草鞋を履くことになるとは思ってもみなかった」とフリーランスの活動を振り返ってお話ししてくれた彩音さん。想いをカタチにして伝える信念は、お仕事の内容にも繋がっていることがわかりました。
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「好きなことは全力で。理想は高くしすぎず、着実に積み重ねていきたい」
インタビューの最後に彩音さんがお話してくれたことです。メモをとったり、SNSを見なかったりすることで周りと比べずに自分の経験を積み重ねる......
彩音さんにとっては誰にも左右されない「今」を楽しむことがとても重要で、旅や習慣はそのために重要なTipsが詰まっているのだな、と感じるインタビューでした。
また、「旅先や普段の生活でも人と過ごすことが好き」というお話がありました。
よさこいについても「自分一人では見られない景色をみんなで作る楽しさは、今でも続けているパーティープランナーにおいても言えることなのかもしれません」とお話されていたことから、彩音さんが「多くの人と」想いをカタチにすることも大切にされていることもヒシヒシと感じました。
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