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072話:靴の磨き方

やり方、いろいろありますが、ZinRyuが普段やっている方法を紹介します。光らせる意図はなく、靴をケアして長持ちさせることを考えています。

◆必要なもの

左から順に:

A)埃を払う、馬毛ブラシ
B)水に濡らして堅く絞った布
C)靴クリーム(写真はコルドヌリアングレーズ)。銘柄はお好きなもの
D)ペネトレイブラシ(靴クリームを塗布するためのブラシ)
E)靴クリームをブラッシングする豚毛ブラシ
F)靴を乾拭きする用の布
G)インソールのケア剤
H)インソールを拭くための乾いた布

◆手順 (所要時間は片足5分)

1)A)の馬毛ブラシで、靴の埃を払います

2)B)の水を絞った布で、残った埃を拭き取ります。あとこの工程には、多少の水分を革に補給する意味合いもあります。

3)F)の乾いた布で余分な水分を拭き取ります

4)D)のペネトレイトブラシを、C)の靴クリーム瓶に2−3回軽く叩いてから、靴全体をペネトレイトブラシで、ポンポン叩く感じでクリームを乗せます。このとき、革の縫い目、屈曲部は気持ち多めにするといいでしょう。トゥは適当でOK

5)E)の豚毛ブラシで、力を入れて高速でブラッシングしてクリームをなじませます

6)その後、F)の布で乾拭き。すぐにクリームを拭き取るのがポイント。クリームを厚塗りすると革の表面である、銀面に必要以上の油分がはいり、質感を損ねます。

7)シューツリーを外し、G)インソールのケア剤をインソール中心にスプレーします。インソールの硬化を防ぎ、長持ちさせるための処置です。なかなか修理が効かないので。

8)渇いた布で靴の中を乾拭きして、余計なケア剤をふきとります。

実際のやり方は以下の動画みてください。(ところどころ写りが外れて申し訳有りません)

◆終わりに

靴を履いてから、いろいろなやり方。一時はクリームを極限まで革に浸透させる方法なんてのも試しましたが、結局今の方法に落ち着いています。

靴磨きは、どれが正しいというのはなく、今紹介したのもひとつのやり方。といった程度に捉えていただければ幸いです。

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