小1の壁〜我が家の場合〜
そろそろ就学前検診の時期だからか、Twitterでは#小1の壁の投稿をよく見かけます。
小1の壁は家庭・子・仕事の状況で大きく変わってくるので、一律の解決策はないと思うのですが、n-1の我が家のケースを振り返ってみようと思います。
簡単に書くつもりが、いつの間にか3,000字近くなってしまい…
お時間がある方のみお付き合いいただけたら、嬉しいです!
小1の壁 どんな学童を選んだのか?
入学前にまず迷った点がどの学童に入れるのかという点です。
私の住む地域では、学校の中にある公設学童以外に民間学童も5箇所程度あり、選択肢は比較的多くありました。
民間学童は英会話学校や学習塾が母体のところなど、アクティビティが充実しており、習い事を兼ねられる点は魅力的でした。
しかし!その分費用がかかります。
(民間学童は月額5万円程度、公立学童は月額1万円未満でした)
民間学童と公立学童の併用も考えましたが、同じ保育園のお友達が公立学童に行くことや費用面も勘案し、入学時は公立学童のみで進めることにしました。
公立学童でも延長保育は19時まで可能でした。
学童の保護者会ですが、我が校ではほとんど親の出番はありません。
一方、隣の小学校では夏の合宿や夏祭りなど、親の出番がとても多いそうです。
(同じ市内の公立学童でこれだけ差があることに驚き!)
コロナ禍で行事は縮小のところが多いと思いますが、学童で保護者が求められる役割も事前チェックポイントの一つかと思います。
小1の壁 朝はどんな感じ?
我が家は夫婦とも始業時間が早く、保育園時代は7時半には全員で家を出発していました。
しかし小学校になると「8時〜8時15分の間に登校する(早すぎるのも遅すぎるのもNG)」のルールがあり、逆算すると7時50分までは家を出発できません。
そのため、夫はフレックス、私は朝30分時短を取り、交代で対応していました。
集団登校がない地域のため、初めのうちは学校まで一緒に行っていました。
6月頃からは友達が多く通る通学途中の信号までの送迎になりました。
1つ困ったのが、長期休みになると学童は8時半からしか開かず、さらに出発時刻が遅くなることです。
この朝の15分間の差は働く親には大きいので、8時15分ごろには校庭で学童が開くのを待っているお子さんが多数でした。(親の出発と同じ時間に家を出さざるを得ないため。)
低学年には一人で鍵を閉めて登校させるのは不安ですし、朝早くは預ける場所がないところが多いと思うので、夫婦とも通勤が長いなど朝の出発時間が早いご家庭は、朝のやりくりは悩みの種の一つだと思います。
小1の壁 放課後の過ごし方は?
子どもが通った公立学童では、午後5時までの子は同じ地域の子が集まっての集団下校、それ以降は親のお迎えが必要でした。
当時はコロナ前で在宅勤務がなく、定時まで働くと子供の帰宅時間は間に合わず、学童へのお迎えが必要でした。
保育園と比べ小学校が遠かったため毎日のお迎えを負担に感じること、習い事もさせたかったことから、学童から習い事に直行させ、習い事に直接迎えに行く日を作る作戦を取りました。(習い事をする時間があるので、迎え時間が遅くて良い。)
・スイミング(週1)
少し距離があるため、はじめは地域のファミサポさんに送迎をお願いしました。
2学期からは送迎なしで自分で通えるようになりました。
・公文式(週2)
保育園からのお友達と3人で行かせていました。
見守り用のGPSをランドセルに入れ、子供の現在地は遠隔から確認していました。
いまはお話ができる機能のGPSもあるので、さらに便利になっているなぁと思います。
人通りは常に多く、学校の近くに習い事ができる場が多い地域であることから、他のお子さんもそろばんや英語など、学童から徒歩で習い事に直行されている子は多かった印象です。
小1の壁 大変だったこと
小1の壁で大変だったのは、我が子がなかなか学校やおともだちに馴染めなかったことです。
保育園が小規模で乳児〜卒園まで同じ子としか過ごしていなかった我が子には、物心ついてから、友達を作った経験がありませんでした。
これまでのクラスメイトは赤ちゃんの頃から一緒の家族のような存在。
それがいきなり知らない子がほとんどの35名学級に放り込まれて、どうクラスメイトに声をかけていいのかがわからない…
クラスでも学童でも先生以外とは、なかなか話せませんでした。
4、5月は学校の靴箱で朝泣いて行きたがらないことも。
(他にも泣いてる子、ちょくちょく見かけました。)
初めはものすごく心配しましたが、夏休みを迎える前にはすっかり馴染めていました。学校併設の学童だったので、クラス&学童が同じ子が複数おり仲良くなりやすかったことは、内気な我が子には結果的によかったです。
1つ後悔していることは、初めの1学期は学校から習い事に無理して行かせなくてもよかったかなということです。
当時、自分が仕事ができる時間を少しでも作りたい気持ちから、入学当初から体制を整えようとしてしまいましたが、子どもに無理をさせてしまったなと反省しています。
特に、学校に馴染んでいなかった4月は、ファミサポさんとも全然打ち解けらず心配しました。
5月ごろにはファミサポさんともすっかり仲良くなっていましたが、はじめは学校と学童に慣れることだけに集中させてあげればよかったと今は思っています。
小1の壁 学習面はどんな感じ?
小学校になると、毎日の宿題&持ち物チェックがあります。
宿題は学童で宿題タイムがあるので、国語の音読以外は全て終わらせて帰ってきていました。
公文式で先取り学習をしていたのと、公立で学校の勉強進度はゆっくりなので、宿題チェックはそんなに負担に感じることはありませんでした。(毎日の音読チェックは面倒ではある。)
就学前に宿題に取り組む学習習慣が身に付いていると、入学してからの学習面のフォローは楽に感じたので、下の子も就学前に公文式か学研でお世話になろうと思っています。
持ち物は置き勉が学校で推奨されており、時間割を見てその科目のものを逐一持っていく機会はほとんどありませんでした。
毎日の給食セットを忘れない、宿題を入れたか、のチェックぐらいで済んでいます。
宿題&持ち物は学校や先生の方針で各校様々なんだろうなぁと思います。
最後に
小1の壁、たしかにはじめの1学期、いや1年間は何かと親も子も不慣れで大変でした。
でも2学期、2年生と子の成長に伴いどんどん安心でき、親の負担も減り、見える景色は変わっていきました。
壁はたしかにありますが、我が家の場合はずっと長く続く訳ではありませんでした。(各家庭やお子さんの状況で、学年が上がっても負担が大きいケースももちろんあると思います。)
「会社員であっても一時的に働き方を柔軟に変えられる。」
そんな制度が充実していれば、親も子も無理なく子どものペースに寄り添いながら、働き続けられる方も増えるのではと思ったりします。
これから小1の壁を迎えられる皆さん、心より応援しております。
お読みいただきありがとうございます。もしよければ「スキ」「フォロー」「シェア」いただけるととっても嬉しいです!今後ともよろしくお願いします^^