「教育格差はさらに拡大していく」とするならば僕はこう考える
日本だけでなく、世界中で問われる教育格差。
さまざまな文献を見たり、聞いたりして、自分自身で今後どうなるか?を考えてみたところ、どう考えても、これからもさらに教育格差は広がっていく。と判断される。
僕個人が教育格差があることは良いことか、悪いことか。とか、
教育格差が無くなるようにするにはどうすればよいか?
といったことを考えることにあまり意味を感じない。
僕がどう願い、どう考えたところで、大きな社会の動きは変えられないから。
必要なのは、将来の社会の動きを観察してどう対応していくか。という一点ではないだろうか。
親として、自分の娘を育てていく。
それは教育を施すことであり、教育機関に娘を預けることでもある。
そこで、ダイレクトに効いてくる教育格差。それはまぎれもない「お金」だろう。
個人的に感じる教育格差はシンプルに以下の一言に集約される。
「お金がある家は、良質な教育を受けさせる選択肢が存在し、お金がない家は、自分で何とかするしかない」
今は、子供の教育に対して、早期教育関連のものもとても充実している。英語やプログラミングもそうだし。運動全般もそうだし何でもある程度揃っている。
先生の良し悪しや、習い事をさせた方が良いとか悪いとか、そういった細かいことは別として、子供に備わっておくとよいなーと考えるスキル系のものは、大概スクールがあるから、そこに入れてしまえば簡単にベースはできる。
学校選びもインターナショナルスクールに入れようか?とか、有名私立校に入れようか?など、教育方針に合わせて学校選びも自由だ。
お金がない家はそうはいかない。
そもそもスクールに複数行かせるという選択肢が無くなるし、学校選びも公立校に限られる。
スクールに沢山行かせられない。
→別にいいよね。
学校選びが公立校に限られる。
→公立校だって良いところ沢山あるし何が悪いの?
って感じが表面上するが、
これは既に子供の教育に対し選択肢が狭まっている(限られている)ということであり、すなわち「教育格差」そのもの。
・教育に費やせるお金がない
・教育に費やせる時間がない
・特別な教育を受けさせる機関が家の近くにない
以上の3点は教育格差の影響を受ける3大原因と感じるが、「しょうがない」で終わらしたら、日本という恵まれた土地で生まれた娘に申し訳ない。
発展途上国で、本当に上記の理由に当てはまる人達と比べ、
僕は日本にいて、自分で何とかしようと思えば何とかなってしまうもんだ。
だからこそ、お金が無くても時間が無くても、
娘たちを幸せにする可能性を高められる教育とはなんぞや?
をつきつめ、教育格差の下の方から階段を上ってみたいと思う。