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赤い目をしたインコとの出会い①

生き物を訪ねていると、息を飲む…という体験をすることがあります。


先日、一匹のインコが我が家にやってきました。

幼いころ、アヒル・鶏・セキセイインコに十姉妹。巣から落ちて見捨てられたスズメの子供を、よく親が拾って餌を与えていたのを覚えています。

彼らの主食は穀物や果実だから、体からとってもいい香りがする。

ただ、フンの世話が大変だし、子供の時にインコと悲しい別れ方をしたということで、大人になっていろんな生き物を迎えるようになっても、鳥という選択肢はありませんでした。

それなのに

何がきっかけになったかは覚えていないのだけれど、インコのYouTuberさんを見るようになり、セキセイインコたちのことを思い出して、鳥を探すようになっていったのです。


少し時間が過ぎ、鳥をお迎えしたいなと具体的に考えるようになった、ある日のこと。

平日の昼に、ペットショップに鳥を見に行く予定にしていたのですが、子供の早退で取り消しになりました。

楽しみにしていたので、最初は残念に思っていたのですが

こういうときは、後にずらした方がいいということだろうと(経験上)気持ちを切り替えて、少し他のお店を探してみることに。

すると、移動圏内に一件だけ、専門店を見つけることができました。


ただでさえ、専門店が少ない県内。初めてのお店なので、どんなところかは分からなかったけど、これも縁だからと翌日訪ねてみることに。

お店に入ると、すごい数のフィンチ系(カナリアや十姉妹などの小鳥)や、セキセイ・オカメがいました。じっくり見ようとすると、圧倒されて気分が悪くなるぐらい。笑

だけどせっかく来たのだから、ちゃんと奥まで見てから帰ろう。そう思い、一番奥に足を踏み入れた瞬間


赤い目をした桃色のインコを、見つけてしまったのでした。


クラウンテールと出会った時も、トッケイヤモリと出会った時も、同じような感覚でした。息を飲む。電気が走る。魅入ってしまう。その感覚から、逃げてはいけないような。

そんな感覚です。

それから、一度帰宅して、彼のことを調べました。どんな鳥なのか・どんな風に接すればいいのかを。

そして、募り募った気持ちとともに、アキクサインコをお迎えしたのでした。


インコは、コミュニケーションをとろうとする生き物です。人を特別な存在として認識することもあります。

インコとの出会いは、子供が助けてくれたと思えることが何度かあり。書けば長くなるので省きますが、鳥は私にとって特別な存在になりそうです。


久しぶりの、猫以外の体温を持つ生き物との暮らし。そして、懐かしい鳥の香り。

お世話は大変かも知れないけれど、一緒に過ごせる時間を大切にしたいと思います。







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