ブルグミュラーさん

ピアノを1年以上習ったことがある人なら弾いたことがある人も多いかと思われる「ブルグミュラー25の練習曲」
わたしも小学生の時に練習し、大好きな曲集でした。きっと好きな人も多いはず。
子どもたちがピアノを習い、例に倣って子どもたちが弾いているのを聞くと、まだやっぱり好きだな~と感じていました。
でも、なぜだろう?なぜ好きなんだろう?って思う習性があまりなく、子ども向けの伝記を読む機会があり、少し読んでると、なるほどなーと納得。なおさら好きになりました。

その本を読むところによると、ブルグミュラーさんは、難しい曲集しかなかったその頃、子どもたちに楽しく学んでほしいという気持ちを持ち、子どもたちのために、簡単に楽しく学べる曲集を作ったそうです。
そんなストーリーを知ってしまうと、ブルグミュラーさんが大好きになってしまいました。どうしてこんなに愛情深い人なんだろう。そうやって子どもたちのために何かを作り上げれる力があって素敵だな、魅力的だなと感じました。ブルグミュラーさんのことを少し知りたくなって調べているけれど、なかなか日本語の本ってないんですね。
1冊だけ「ブルクミュラー 25の不思議: なぜこんなにも愛されるのか」という本があったので、図書館で借りてみようと思います。
そしてブルグミュラーさんの曲をもう一度全部弾いてみようかなと思います。

ピアノの世界、コンクールに子どもたちが出させてもらうようになってわかったことは、美しく弾くことの難しさです。簡単な曲なんてないと思います。だから、曲の難度基準はないに等しいかと私は思ってしまっています。だからブルグミュラーを極めるのも本当は相当難しいのだけど、譜読みの壁が低いのは本当にありがたい。

すぐに何でもできちゃうひとがいて、努力できる人がいて、なぜか天才的なひとがいて、、、わたしなんか…って思ってしまうことも「できない」と自分で感じているひとにはありますよね。わたしなんてずっとそうです。だから劣等感の塊です。そんなひとに寄り添った何かを作り出せるって、本当に素敵すぎます。わたしなんかの塊のわたしには、神のようなひとです。

できるから好きは自然なことかなぁと。
でもできなくても好きを認めてもらいたいできないわたしです。

11月にあるブルグミュラーコンクールに娘が出ます。
表現を磨き中です。もう少し練習に没頭してほしいのは本音。練習が足りない気がするけれど、最後にどんな響きで仕上げてくれるのか楽しみです。
ブルグミュラーコンクールに出る方々、共にがんばりましょう。
ちなみに娘は優美を弾きます♫

ところで、
ブルグミュラーさんが生まれたのは1806年、ライン同盟が結ばれた年なんですね。ローマ帝国が滅びたのも、このライン同盟でドイツとフランスが同盟を結んだからとか書いてましたが、ちゃんと勉強していないので詳細はよくわからないけれど、ナポレオンの圧力でって書いてある…そうねそうね、すごい人ってなんか聞いたことある。
じゃあ、ブルグミュラーさんのことをよく知りたいし、その時代背景も知りたいから、ナポレオンの伝記漫画も読もうかな。

わたしもいろんな知識や技術を山ほどつけて、たくさんの人の役に立つ自分になりたい!!憧れは子どもたちに笑顔と希望と勇気と元気を与えれる人。弱っている人に、邪魔にならないようにそっと近くで佇んでいれるひと。

そんな自分が理想

ブルグミュラーさん、あなたの人生を知れて嬉しいです✨ありがとう!!



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