3大費用のうちの教育費
ようこそ、草薙ふたばこども園園長 いちかわちあきのNoteへ!
今日もお疲れ様です。そろそろサンタクロースが来る家では、プレゼントの準備がし終わる頃ではないでしょうか?
教育費について、高くなっているのではないか、最近のお子様の習い事費用を見て、教育費の捻出について思うことがあります。
それは、当こども園の地域の階層などの特色にも関係してくることかもしれないのですが、少子化は加速しているのに、習い事をしているお子様は、体感的には増えているように思うのです。
もっと言えば、一人でいくつも例えば月曜から金曜までびっしりという子もいます。時々、すごいなぁ~とそのスケジュールを聞くこともしばしば。
こども園内で行っている夕方の任意の習い事も、メンバーが変われど減らないイメージを持っています。教育費が多くのご家庭でかかっているのではないかと推測しています。
そこでベネッセコーポレーションが行っている習い事の量的調査を見てみました。
ベネッセの習い事調査によると、習い事をしている割合は、小1が79.5%をはじめとして、小3の80.1%が高いです。
内容別で見てみると、スイミングが1位、音楽関係(ピアノなど)が2位、英語関係が3位となっています。
習い事をしている割合は中高生で小学校時代より低くなるものの、音楽関係(ピアノなど)と英語関係は依然高い割合を示しています。
年収と教育費の相関も見られ、世帯年収800万以上のご家庭では小1~3年での教育費が増えており、中高生では世帯年収400万円以下が習い事率が減り、世帯年収800万以上が習い事率が増加しています。
私も我が子に習い事はさせていますが、働いているので「本当はこんなのも体験させてあげたい」等、色々と思うことはありますが、勤務を言い訳に、今で精いっぱいとなっています。
現代は、私が子どもの頃より、習い事をしている子が増えているように感じます。香川県で小学校生活を送った私は、放課後と言えば、私は近所の子達が学年関係なく10人以上出てきて、だるまさんがころんだやかくれんぼなどをして遊んでいましたが、現在は、学童にも習い事にも行っていない小学生は少ないように感じます。
近所で集まって遊ぶということを、治安が悪いなどの理由で止めさせるご家庭も聞いたことがあります。
1月25日に園で開催される育児講座では3大費用(教育費、住宅費、老後の費用)の捻出の仕方をご専門の先生にご講演頂きますが、先生が10年以上前に同じタイトルでご講義頂いた時に比べて、私の体感的なもので申し訳ないのですが、1家庭での習い事の総額は上がっているように感じます。
物価高も止まらず、ブロッコリーやキャベツ、お米などがこれまでにないような値段で売られており、だからと言って給与が増えたわけではない中、教育費をどう捻出していけばいいのか、1月の育児講座での内容が気になります。