ホスピタリティってなんだろう
この店員さんの接客いいなぁ、この商品(製品)に感動した!この人に接すると心があたたかくなるなぁ、元気をもらえる!こんな気持ちになったの初めてで嬉しい…!
そんな経験ありませんか?
おもてなしの心 = ホスピタリティ
というのがよく耳にするフレーズかな?
私は高校生時代の海鮮和食居酒屋さんでアルバイトをしていました。接客をすることがとても好きでした。単純に人に喜んで頂けることが嬉しかったし、お客様の笑顔を見るのが好きだったからだと思います。その時は「ホスピタリティ」という言葉さえ知りませんでしたが、どうやったら喜んでいただけるかなと常に考えていたように思います。
大学ではホスピタリティを専攻し、卒業後は航空業界で6年間働きました。サービスやホスピタリティの代表と思われる航空業界。しかし、航空業界は第一に安全、サービスは安全が確保された後の接遇サービスであくまで付加価値でした。そんな中「ホピタリティってなんだろう」と考える時間が増えていきました。
正解はこれ!というものがないからこそ自分にかできないホスピタリティを体現したい。受け取る側によって最適解が異なるから難しいけど面白い。曖昧で、とても自由な世界なのです。
退職してからもずっと大学時代から考えると10年以上、自分なりのホスピタリティとは何なのかを見つけようと日々過ごしてきました。そして1年前、ついについに長いトンネルの先に明かりが…
ホスピタリティ=「愛」!!!!
SHIORIOnlineのレッスンを受けている時このことに気づいたのでした。
サービスとホスピタリティ
サービスの語源は、ラテン語のServus(奴隷)です。
それが、英語のSlane(奴隷)Servant(召使い)という言葉から発展。
サービスを受ける立場が主であって、サービスを提供する方は従ということで、主従関係がはっきりしています。
一方、ホスピタリティの語源は、ラテン語のHospics(客人等の保護)です。
それが英語のHospital(病院)Hospice(ホスピス)と色々な言葉に発展。
これらは対価を求めているのではなく、おもてなし・喜びを与えることに重きをおいている点が大きくサービスと違います。
ホスピタリティにおいて重視されるのは、人間性や信条、個性、感性などであり、目先の報酬を求めての行動ではありません。
おもてなし・喜びを通じて、報酬は結果としてついてくるという考えです。
引用: https://www.hospitality-gokui.com/index.html
大学ではこの語源を前提に学びましたが、社会学の教授から教わった「ホスピタリティは対等であること」という考え方が私は大好きです。それと同時にザ・リッツ・カールトンのモットーをいつも思い出します。
《モットー》
ザ・リッツ・カールトンホテルカンパニーL.L.C.では「紳士淑女をおもてなしする私たちもまた紳士淑女です」をモットーとしています。この言葉には、すべてのスタッフが常に最高レベルのサービスを提供するという当ホテルの姿勢が表れています。
このように、ホスピタリティとは「おもてなし」という対価を提供する行為にフォーカスするのではなく、対等に向き合う関係性の中で生まれるものだと私は思っています。
ホスピタリティを肌で感じたい!そんなときは、一緒にオンライン料理教室入ってみませんか?
https://online.atelier-shiori.com/
つづく・・・
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