
【西欧旅Day10】バルセロナのカタルーニャ音楽堂が美しすぎる話
旅10日目から投稿が遅止まっていましたが、旅行は予定通りちゃんと続いています。(記事を書けなかったのは年末ぐらいゆっくりしたいなあと甘えてしまいました)今日からまた投稿します。原稿はちょいちょい書いてはいるのでラストスパートがんばります。
10日目は移動日でしたが、午前中はゆったりとバルセロナ中心部でスケッチとカタルーニャ音楽堂を見学して、午後から空港に移動してリヨンに飛行機で飛びました。空港で書く時間あったはずやなあ。
この日は本当はグエル公園とカタルーニャ音楽堂の二つを訪れる予定だったのですが、どちらもチケットが全然とれなくて諦めていました。
カタルーニャ音楽堂はは外観だけでも見たいと思い、街中スケッチの流れで行ってみたらなんとその直前にキャンセルが出てチケットが4枚だけありました。22€と少し高かったのですが、バルセロナ最終日だったので(バルセロナの建築はどこも素敵で、絶対ハズレないなあって気がしたのも大きい)思いきって入ってみることにしました。結果的には入ってみて大満足。
まずはエントランスから音楽ホールに上がる階段に圧倒されました。統一感のある黄土色系の石階段を基調に彫刻やタイル、ガラスの組み合わせやデザインパターンの反復が本当に美しい。

階段を登って目の前に開けるホールは言葉にできないほどもので、柱、天井、壁はもちろん、建物の細部に至るまでデザインを突き詰めた空間がそこにありました。色彩的な美しさと彫刻や空間としての造形美の絶妙なコラボレーションが素晴らしかったです。
それを象徴していたのが中央のトップライトで、あの大きさの開口部を彩る立体的なステンドグラスは初めてみました。真下からみると360度シンメトリーなデザインで、細かな色の使い分けが綺麗でした。

コンサートがやっているわけでもないのにたくさんの人が座席に座って空間を見渡している様子は面白かったです。オフのコンサートホールでチケットが完売になるってどういうことやねんって思いましたが、入ってみて十二分に納得。
コンサートは観られませんでしたが、3層の客席に満員に人が入ってあの美しい空間で音楽が奏でられるところを想像するだけで、どんなに素晴らしんだろうかととてもワクワクしました。いつか観にきたいなあ。

カタルーニャ音楽堂でバルセロナの観光が終わり、バスで空港に向かいました。中心部から空港までの直行バスを使いました。7.5€と少し高かったですが、余裕を持って空港に向かえたので一安心。まだ、飛行機を乗り逃したことはないですが、ちょいちょいそんな話を聞くので気をつけないとなあといつも思っています。
ジローナを含め今回のバルセロナ滞在全体を振り返ると、本当に楽しかったです。バルセロナは治安が悪いと言われていて、ひとり旅ということもあって正直かなり不安でしたが危なさは全く感じませんでした。
もちろんスリやその他のトラブルに巻き込まれないように気をつけておく必要はありますが、安心して旅を楽しめる場所だなあと行ってわかりました。
バルセロナの滞在はジローナも含めて3泊4日しか無かったのが残念です。今はもうちょっと長くいられれば良かったのになあと思っています。それぐらい、僕にとって魅力的な街だったんだと思います。
食べ物が美味しくて街並みが綺麗で暖かい。冬のヨーロッパ旅行を検討中の方は是非バルセロナをお勧めします。
