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ドイツ🇩🇪サッカーチームでトレーナーインターン募集
FC Basara Mainz で2025/26シーズンのメディカルインターン生を募集します。
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海外でトレーナーインターンは可能?
「海外でサッカーチームのトレーナーとして働きたい」それが、日本にいた時の僕の夢でした。
そして、周りの人たちに「海外挑戦するから」と口だけパフォーマンスをして、5年間が経過。
ある人に「それっぽいこと言ってるだけで本当はいく気ないよね?」
と言われ、口だけで行動できていない自分に気づき、ひとまず、手当たり次第にインターネットで検索していました。
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そんな都合よく情報は落ちていなく、何をして良いのかわからない日々。
英語も話せない僕が海外で応募できるインターンなんてなかなか見つからず、お金を払って研修させてもらうプログラムがほとんどでした。
周りの人に相談しても、
「もう少し経験積んでからの方がいいんじゃない?」「もっと具体的なプランはあるの?」
と言われることが多い状態。
当時、新卒2年目の僕はプログラム費用を払いながら海外で生活していくような貯金なんてありません。
そんな状況で、諦めようかと思っていた時、一つのご縁をいただきました。
それがドイツサッカーチーム FC Basara Mainzでのメディカルインターン生としての活動でした。
FC Basara Mainzとは?
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我々 FC Basara Mainzは、本気でプロ選手を輩出するクラブです。
選手だけでなく、スタッフも含めて、「世界に通用する日本人を育成する」をコンセプトに活動しています。
現在、ドイツ6部ですが、ブンデスリーガ3部参入を目標として、共に戦ってくれる志の高い方を募集しています。
スタッフ紹介
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スタッフは、日本人もドイツ人もどちらも在籍しています。
コミュニケーションの基本言語はドイツ語で、英語も話せるドイツ人スタッフは多いです。
選手は、日本人3割、ドイツ人7割の比率で在籍しています。
具体的なインターン内容
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上記の3つの内容を主に経験していただきます。
メディカルインターン生としての募集なので、主な業務は、治療と受傷後の復帰リハビリです。
しかし、アスレチックトレーナー領域も経験することで、治療・リハビリ分野の質も上がると考えているため、幅広く経験していただきます。
年間スケジュール
インターン期間は1年間です。
シーズンは、2025年7月から開始になるため、2025年6月中旬〜末での渡航になります。
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FC Basara Mainzでのインターンが終了した後、ドイツ2年目におけるキャリア形成を考えた時、ドイツ理学療法士を取得していることで選択肢が広がると考えています。
そのため、ドイツ理学療法士免許の書き換えをおすすめしています。
実際のインターンの様子
メディカルチームは、3名おり全員日本人で構成されています。
チームDr. 1名、メディカルスタッフ 1名、リハビリトレーナー 1名です。各スタッフと相談しながら、連携して選手のサポートを進めていきます。
下記に実施のメディカルインターンの様子を説明しています。
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動画などで雰囲気が知りたい方は、Xで #FCBMメディカルインターン と検索していただけると、たくさんご覧いただけます。
Mainz05とのトレーニングマッチを終え、🇩🇪トップレベルへ挑戦することの難しさを改めて痛感しました。
— 清水遼 | Ryo Shimizu (@ryo_shimizu_pt) July 15, 2024
しかし、チームとして、メディカルとして、🇩🇪リーガ3部へ参入するためにやるべきことは、さらに明確になりました。まだまだこれからです。
📸は 眞下Physioと藤原Dr.#FCBMメディカルインターン https://t.co/HTwndmnb5O pic.twitter.com/vKig8k1Fsa
サポート内容
ドイツ理学療法士免許の書き換え・住民登録・銀行口座開設・VISA申請などの手続きをサポートさせて頂きます。
具体的な内容は、以下の6つです。
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これまでのインターン生
これまで過去4シーズンにおいて、メディカルインターン生の受け入れを行ってきました。
実際にどんなメンバーが参加したのかご覧ください👇
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ドイツ理学療法士免許書き換え
具体的なドイツ理学療法士免許書き換えのステップとスケジュールです。
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より詳しいドイツ理学療法士書き換え方法はこちらのnoteで記載しているので別にご覧ください。
渡独前に日本🇯🇵で準備するべきこと
「準備で9割決まる」という言葉もありますが、本当にその通りだと思います。僕自身は、何も準備しなかったことで、ドイツで1年半ほど無駄な時間を過ごしました。
そんな経験から、「同じ志の方には無駄な苦労はしてほしくない」という思いで、FC Basara Mainzでメディカルインターン生を今シーズンも募集しています。
実際に準備するべき内容を以下にまとめています。インターン採用が決まってから、より具体的な準備を一緒に進めていきます。
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インターン後のキャリア提案
ドイツブンデスリーガのプロサッカーチームにトレーナーとして働くことは、誰もが望む夢のような舞台だと思います。
ドイツに渡航し、もちろん、簡単な道ではないですが、不可能ではないのではと感じています。実際に、ドイツのプロサッカーチームで活躍されている日本人トレーナーの方はたくさんいらっしゃいます。
実際に募集されているプロサッカーチームの求人情報をまとめた記事もあるので、こちらもご覧ください。
サッカーチーム以外にも現地の病院・整形クリニックでの勤務や大学院の進学など様々な道があります。
何よりも海外で臨床経験を積むこと自体が今の自分をトレーナーとしても人間としても成長させてくれていると感じています。
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インターン応募の流れ
そして、FC Basara Mainzで、2025/26シーズンもメディカルインターン生を募集しています。問い合わせ・応募の流れを以下に説明しています。
contact@basara-mainz.com にお問い合わせを頂く。
こちらから面談日時を提案し、オンラインでの説明を実施。
応募希望があれば、面接スケジュールを調整。
他のスタッフも含めて、面接を実施。
1ヶ月以内に面接結果の通知。
採用の方は、手続きなどのサポートを開始。
現時点で、複数の問い合わせと応募を頂いているので、興味のある方はできるだけ早くお気軽にお問い合わせください。
最後に
今から4年前、理学療法士2年目、仕事にも慣れて生活が落ち着いたいつもの日常を過ごしている僕は何か胸にモヤモヤを感じていました。
このモヤモヤの正体は、口では夢を叶えると言いながら安定した人生を歩んでいる自分への苛立ちと不安でした。
そんな中で、不安しかない海外という地への1歩を踏み出せた自分を誇りに思います。本当あの時に決断してよかった。
もし、同じような感情を抱えている人がいたら、当時の気持ちを書いているブログがあるので、ぜひ読んでみてください。
同じチームで戦える日がくることを楽しみにしています。