都知事選の論点

７／５に都知事選が行われる。
論点は多くあるだろうが、小池都政４年の総括も
その一つ。
小池知事は巧みなパフォーマンスを都度都民に見せてきたが
業績（パフォーマンス）というものを考課（評価）しなければ
ならない。
まずさしあたって、公約については、

【検証】小池都知事、4年前の公約「7つのゼロ」いくつ達成できた？（都知事選）（BUSINESS INSIDER JAPAN） - Yahoo!ニュース

７つのゼロを標榜したものの、この記事をみるかぎり
達成できたのは「ペット殺処分ゼロ」。
「待機児童ゼロ」については改善が見られたとのこと。
それ以外は公約達成ならず、である。
小池知事は最近は公約については口をつぐんだまま、
自己の業績としてすら、あまり語ろうとしない。
当選のためにできそうにもない公約を掲げておいただけで、都合が悪くなったら
うやむやにするような気がする。

公約以外にその後発生した事象についても記しておく。
築地市場移転問題ではいろいろもめたのを忘れてはいないだろうか。

「築地は守る」市場移転問題の裏で吐いた決定的な大ウソ｜女帝・小池都知事 裏切りの4年

小池の言葉を信じる人は裏切られる。
意味不明なカタカナ語を持ち出してきたら、怪しい
と思わなければいけないだろう。

直近のコロナウィルスではどうか。
オリンピック中止の報が出るまではコロナウィルスは
ほとんど注視せずオリンピックに集中していた。
オリンピック延期の報が出るや否や、
すぐ「素晴らしい都知事」という演技者になった。

小池都知事「自粛要請なぜ五輪延期決定後か」の答えに窮す｜日刊ゲンダイDIGITAL

上の記事によれば、

なぜ、厚労省から衝撃的な試算が提出された後、すみやかに会見し、数字を公表しなかったのか。なぜ、東京五輪の延期が決まった後、自粛要請に動いたのか、都民は疑問を抱いている。
その点について、日刊ゲンダイは聞いた。
しかし、小池知事は、日刊ゲンダイの質問に対して「オリンピックとの関係で、御紙はそういう論を展開しているのかもしれませんが、まったく関係ありません」とはぐらかした。
重ねて質問したが、最後まで、なぜ、連休中に公表しなかったのかは、答えなかった。

とある。
都合の悪い質問をされたら逃げる。
小池の頭にあるのは都民の安全ではなく自分がどれだけ目立つか、
栄達のみだろう・・・。

この４年間の小池の振る舞いが評価できるなら、小池に投票、
評価できなければ、他の立候補者に４年間の都政を
委ねるのがよいだろう。