中止へ向かうオリンピック

去年開催されるはずだった、2020東京オリンピック。結局コロナウィルスにより1年の延期に追い込まれた。
そして現在(2021年1月)、コロナウィルスは収まらず、医療崩壊に苦しんでいる。
しかしながら、IOCはまだ中止を発表していない。まだ無観客でもできるといっている。

おそらくIOC内部でも中止論が持ち上がっているだろう。それでも放映権料などの利権が惜しくて中止という決定を引き延ばしている。

しかしそれでも中止にせざるを得ない状況に追い込まれるだろう。
ひとつは世界各国のアスリートの反応、もう一つは日本側のボランティアの問題だ。

上記リンクは英語なので日本語はと・・・、これだ。元ロンドン大会組織幹部が発言している。

BBCの記事によると、ミルズ氏は「もし私が東京の組織委員会の立場にあったなら、中止プランを準備していると思います。そして(実際に)、東京の委員会は中止プランを準備していると私は思っています」と話したという。
また、新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない中、開催は東京の状況だけが問題なのではなく、「十分な数の選手や国」が日本を訪れることができるかが課題だと指摘した。
すでに日本政府は”非公式”で中止の結論を出したようだ。

これが最終決定側であるIOCに伝達されるだろう。そしてバッハもオリンピックを断念し、新聞が衝撃的なニュースとして報道することが予想できる。さようなら、オリンピック。生きている間に東京オリンピックをみることはないかもしれない。だが、それでよい。お金がかかりすぎて日本国民にとってよいイベントではない。国立競技場という新レガシーができたのみ・・・。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?