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20240823 議員全員協議会&議会改革特別委員会
扶桑町議会議員 山田あつきです。
表題の通り、8月23日に議員全員協議会・議会改革特別委員会の2つが開催され、出席しました。
山田が達成した成果
まずはこちらをご覧ください。扶桑町議会の議員名簿です。更新日が8月23日となっていますね。
続いてこちら。江南市議会の議員名簿。
さらにこちら。大口町議会の議員名簿。
最後はこちら。犬山市議会の議員名簿。
実は8月23日まで、扶桑町議会の議員名簿は住所が番地・部屋番号まで、電話番号が必ず公開されていたんです。
一方で、隣接自治体である江南市・大口町・犬山市は必ずしも公開ではなかった。この違いはいったい何だったのか?
実は昨年、こちらの通達が総務省より発せられていました。
令和5年9月15日 総行行第397号「多様な人材が参画し住民に開かれた地方議会の実現に向けた各議会における取組について」。
この中にはこんな一文があります。
三 議会のウェブサイトにおいて議員の住所を公表する場合があるが、個人情報への配慮が必要との指摘もあることから、住所全体ではなく一部の公表とすることを選択できるようにすることや、公表する連絡先住所として自宅ではなく事務所や議会事務局等を選択できるようにすることなども考えられること。
これに則った対応が済んでいたのが江南市、大口町、犬山市であった、ということです。一方で扶桑町は公開されたままでした。
扶桑町議会には私のほか、賃貸物件に住む新人議員がおります。
また、住所や電話番号の公開義務があることは賃貸物件に住む人だけでなく、女性の方やお子さんを育てる方の立候補の妨げにもなるものです。
周りを見渡して、扶桑町だけが公開義務化されたままだと、民意が反映されにくく取り残されてしまう危険があると考えました。
そこで私は、8月1日に千葉県八街市へ視察に行かせていただきました。
八街市は千葉県北部に位置する落花生の名産地であり、議員の個人情報公開範囲の変更に積極的に取り組んでいる市です。
ストーカー被害を受けた女性議員や、1日1,700件もの嫌がらせ電話、着払いでの送り付け、初回無料のサプリメントの契約などの被害を受けた男性議員(有名芸能人の親族の方)がいらっしゃり、民意で選ばれたその方々を守るために積極的に動いてきたそうです。
ここで学んだことを受け、8月9日の議会改革特別委員会内・広報広聴部会で総務省通達に沿った開示範囲変更を提案し、部会員の議員の皆様より内諾を得て、部会長を通じて23日の議会改革特別委員会にて決定していただきました。
この決定では総行行第397号よりも広い裁量で公開範囲が選べ、住所と電話番号をネット上で完全非公開とすることも認められました。近隣市町村と比べても、一気に先進的になりました。
議会事務局の迅速な対応により、議会改革特別委員会当日より早速ホームページが更新されました。
私は住所を総務省通達に沿った形で字までの公開に、電話番号の代わりにメールアドレスの表記へと変更しました(不在着信を受けていることが多々あるためです)。
他の議員の方でも、大字までの表記にされた方、事務所住所の表記へとされた方がいらっしゃいます。
声を上げたのは私1人でしたが、そこに追随してくださった議員がいらっしゃるので「わがままなやつ」感は薄れたかなと…。
立候補の壁を下げ、多くの民意を反映しやすくする。小さなことかもしれませんが1つ、成果を上げることができたように思います。
議員全員協議会での報告事項
次第はこちらに記載されています。
①総合福祉センター空調設備等改修工事について(財政管財課)
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