![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/108915714/rectangle_large_type_2_a97ef6547866ed8cd3c0e52e128c3d82.png?width=1200)
暗号の歴史①ヒエログリフ「タイムトラベルマガジン」Vol.1
「歴史って、おもしろっ!!!!」
この記事では、元ITコンサルタントで教養系YouTuberのトーマスが、
人類の二大ロマン「過去」と「未来」に関する話題をお届け。
歴史とテクノロジーを学ぶ面白さを伝えていきます。
ハンガリーに移住して1か月。
最近の朝食がシリアルになった海外かぶれのトーマスです。
記念すべき第一弾!頑張って書いていきます!
今回は「過去」にタイムトラベルしていきます。
0.今日の偉人
「過去の偉人たちの功績は、我々の今日への道しるべである。」
ということで、偉人の功績を後世に受け継いでいくために、
今月生まれの偉人を紹介するコーナー。
幅広い教養を身に着けるためにも、
出来るだけIT分野以外の偉人をサクッと紹介していきます。
「エドワード・ホワイト」1930年6月14日生まれ。
![](https://assets.st-note.com/img/1687327905839-ndbRguRerf.jpg)
NASA所属宇宙飛行士。アメリカ人初の宇宙遊泳を行った人物。
ジェミニ4号のパイロットとして、彼は1965年6月3日にアメリカ人初の宇宙遊泳を行った。しかし、アポロ1号の訓練中の火災に巻き込まれ死亡。
月面着陸のニュースを聞かずに亡くなるとは非常に気の毒。
今となっては、年間100回以上もロケットを打ち上げ、宇宙からインターネットを届けることが出来るようになった。どの分野でも先駆者は報われないことが多いですね。
1.暗号の歴史シリーズ開始
さて、ここからが本題です。
本日から「暗号」をテーマに歴史を遡っていきます。
何篇かに分けて紹介していくので、
フォローしてお待ち頂けると号泣して喜びます。
参考文献:暗号 情報セキュリティの技術と歴史https://amzn.to/3qNylbA
暗号の誕生
始めに、暗号の定義を確認しましょう。
暗号とは、一定のルールや手順(アルゴリズム)に基づいて情報を原始的な形から解読が難しい形に変換する手段のことを指します。この変換された情報は「暗号文」または「暗号化されたデータ」と呼ばれ、元の情報は「平文」と呼ばれます。
ChatGPT先生に質問するとこう返ってきましたが、
要は、「情報を送り手と受け手以外に知られないように伝える」ために使われるんですよね。
つまり、現代のインターネットで使われているだけでなく、
古代から国同士や村同士、敵に知られないように情報交換する場面は往々にしてあったので、暗号という概念は最近作られたものではありません。
というわけで本日から、
我々人類が生み出してきた「暗号」の歴史を見ていきましょう。
2.ヒエログリフ
現存する最古の暗号は、紀元前3000年頃の石碑に描かれているヒエログリフであるとされています。こんな感じの文字です。
![](https://assets.st-note.com/img/1687416618999-TmiLM5RmoB.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1687416651515-Xrh7k7xOLu.jpg?width=1200)
現代人の我々には何が書いてあるかさっぱりですよね。
初めて解読に成功したのは、19世紀のフランス人学者ジャン=フランソワ・シャンポリオンです。20歳までに10か国語以上も習得したバケモノです。「古代エジプト学の父」と言われていますね。
彼のおかげで、現在では誰でも簡単に読むことができます。
どうやって読むの?
![](https://assets.st-note.com/img/1687417885425-56Hhhm12Uv.png?width=1200)
引用:https://www.kyuhaku.jp/j-kouko/img/ouchi/hiero.pdf
謎の鳥や蛇もアルファベットと対応してるんですね。対応表を参考にすると、
「ありがとう」はこうなりますね。
![](https://assets.st-note.com/img/1687418337405-6gWcsifKkF.png)
文章中に標準以外のヒエログリフを用いたものがあるそうで、一般のヒエログリフしか知らない者から、内容を隠すための暗号だったのではないかと言われています。
愛する人に愛情を伝えるのが恥ずかしい時は、
ヒエログリフで伝えてみるといいかもしれませんね!!
トーマスは割と言えちゃうタイプです。(聞いてない)
次回は「スキュタレー暗号」について解説。
歴史って、おもしろっ!!!!
3.タイムトラベルマガジンを始めたきっかけ
日本のデジタル化を進めたい
今回は初回なのでなぜメルマガを始めたのかを書いていきます。
結論は「日本のデジタル化を進めるため」です。
何か発信を始める際は、コンセプトを決める必要があります。
「自分の伝えたいことは何か」
「自分はどういう社会を作りたいか」
「そのために自分に出来ることは何か」
この辺りを自分に問いただすのがいいと思っています。
僕は大学生くらいからこの「日本のデジタル化を進めたい」気持ちが芽生えていました。まずはきっかけから話します。
当時は個人のデータを保管するのに、USBメモリが主流でした。
でもITに敏感な人は、GoogleドライブやDropBoxなどのクラウドストレージを使う人も一部いました。僕もその一部でした。
そして僕はクラウドストレージを使っていない人が多すぎることに、
勝手に憂いていました。
USBメモリは無くすし、盗まれたらデータ抜かれるし、家に忘れたら学校で作業できないし、壊れるし、クラウドストレージと比べて勝っているところがほぼない。
なのにみんな使っていない。
使ってない友達の話を聞いて分かったのですが、理由は大体この辺です。
・そもそも知らなかった
・知ってたけどデータ移すのが面倒くさい
・データをクラウドに移すのなんか怖い
・いや、USBの方が好き(?)
・その他言い訳(今までの自分を否定したくないだけ)
いくつか典型的な理由を上げましたが、
現在、マイナンバーカード導入や、保険証一体化を否定してる方々もこのような理由ではないでしょうか。
全て、「知らない」からくるものですよね。
そして周りが使い始めたら使い始める。そんな感じです。
少しGoogleドライブのことを調べれば、(特定な条件を除いて)クラウドの方が便利だということが分かるのに、
「知らない」人は、
「慣れてるから今までのままが良い」
「なんとなく怖い」などの、何か理由をつけて使わないのです。
当時、某大手新聞社で事務のアルバイトをしていましたが、状況は僕の大学とそんなに変わりませんでした。
ほとんどの人が、名刺保管アプリがあるのに、ドデカいクリアファイルを持ち歩いて名刺を管理しているのです。
そんな人ばかりだから、いつまでたっても国のシステムは古いままなんだと、仕事のための仕事が無くならないんだと、大学生の若輩者ながらイキり倒してました。
だから就職先もSierを選び、国のシステムに関わるためにITコンサルタントにも転職しました。
でも、就職後も状況は同じでした。
ITコンサル時代に接した、国のトップエリートである公官庁の方々も同じでした。
そこで僕は思いました。
会社にいると会社のルールに従わなければならないから変えずらい。
だったらYouTubeを使って大衆の消費者に伝えていこう。
そして、YouTubeで自己啓発や考え方の動画を投稿してきましたが、
誰も見ない。そりゃそうだ。
「実績もない見ず知らずの男A」が吠えてもだれも聞く耳をもたない。
そして若干鬱状態になったトーマスは、考え直しました。
「他人の考え方は変えられないし、押し付けるものじゃない。」
そして思いました。
「どうしたら、興味のない人に、無理強いせずデジタル化に興味を持ってもらえるんだろう。」
結論は「楽しませれば良い」ということです。
ヒントをくれたのは僕が大好きな漫画「ONE PIECE」です。
ONE PIECEは海賊漫画で、笑いあり、感動あり、バトルありの少年漫画ですが、醍醐味はONE PIECEの世界の謎です。
歴史や神話など、数々の史実と、ONE PIECEの世界観をリンクさせて、
ONE PIECEの世界にも独自の歴史があります。
それに興味がある人は、続きが気になって歴史や神話を勉強します。
YouTubeでも「ONE PIECE考察」は今や人気ジャンルの一つです。
「これだな」と。
堅苦しくITの仕組みを解説する記事は五万とありますが、
どれも元々勉強意欲のある人しか見ない。
それじゃなにも変わらない。
入口は面白いものなら何でもいいんです。
メッセージは楽しんでもらった後に届くものです。
というわけで、僕の好きで得意な「歴史」と「IT」を使って、
歴史というテーマをフックに、ITを語っていこうと考えたわけです。
だから、僕は歴史が好きな「文系」の方々にもIT知識をつけてもらうように、届くように、「タイムトラベルマガジン」と称し、
まずは歴史好きから取り込んでいこう。
そこからITに興味を持ってもらい、
日本にITに理解のある人間を増やそうという考え方で始めました。
だからそういう、興味を持つきっかけになる記事を目指します。
まだまだ、文章力が足りないですが、頑張って楽しませる文章を書いていけるように、日々改善していきたいと思っています。
将来的にAIで漫画や音楽を作れるようになったら、
そういう作品も作ってみたいと思っています。
だから、今後はこのような「デジタル化を進めたい」という目標は声を張って言うつもりはありません。目立つと逆効果だからです。
この話題はこの記事に留めようと思います。
今後のトーマスの活動を楽しみに待っていてください。
共感していただける方は、ぜひとも応援よろしくお願いします。
4.トーマスから読者の皆様へ
質問募集
コメントに質問や感想を書いていただけると僕が笑顔になります。
質問があれば翌週の記事内で回答します。
歴史やIT以外でも、資格、転職(就活)系は詳しく答えられます。
自己紹介
レオナルド・トーマス
1994年生まれ。
Sier→ITコンサル→脱サラ→YouTuber。
会社員時代はNWインフラ専門。
※ネットワークスペシャリスト、情報処理安全確保支援士など取得
ニートになってから歴史の勉強に目覚め、
今は歴史とITを学ぶ面白さを広めるためにSNSで活動中。
趣味:哲学,歴史,野球,ONE PIECEオタク
SNS
YouTube:歴史や教養系の動画を毎日投稿。(Shorts多め)
https://www.youtube.com/@fushinshathomas
Twitter:日々の気づきや各種お知らせを毎日投稿。
https://twitter.com/fushinshathomas
Instagram:プライベート写真を投稿。
https://www.instagram.com/fushinshathomas
TikTok:ポップでキュートなライブ配信をやってます。
http://www.tiktok.com/@fushinshathomas
note:「タイムトラベルマガジン」を投稿。
https://note.com/fushinshathomas