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さぁ!始動だ。

英文学者である雅子先生の教室で山菜と野草を使った摘み草出張料理をさせていただくことになり、打ち合わせに伺ってきました。

雅子先生は、
私が個人で生活道具の店をやっていた頃から、
セレクトする器や道具を気に入ってご愛顧くださっていたお客様で、飲食店を始めてからも、梅田で映画を見たついでにと食事に足をお運びくださっていました。

出張料理を始めたらうちの教室にもぜひ作りに来て!と、お声がけいただいていたのに甘え、デビュー戦に胸をお借りすることになったのです。



調理道具やお持ちの器を拝見し
人数や時間などのお話をしたあと…
ご近所で調達できる素材を探すべく、
周囲を散歩してみました。



ちょうど良い感じの銀杏を見つけました!

その他、ご近所でヨモギやミントが収穫できることも確認しましたよ。


ぜひ献立に使ってみようと思います。




雅子先生との打ち合わせの後は、
西九条にある、かなこさんのコーヒー店でも摘み草出張料理の打ち合わせを。

かなこさんには、
三味線と歌のユニット「ちょいとひとふし」のほうにもオファーをいただきました 笑。


笑。
あんた何してんの?
いったい何するの?

って、思われるかもしれません。




昭和の中頃

夜は家に呑みに来る親の友人のために仮装して漫談し、昼は懐中電灯をマイクに、近所の人の仕事場を周って炭坑節を歌っていたあの子。

野原に行っては草を摘み帰り、知らない植物の名前を図鑑で調べ、春には山菜、秋にはムカゴ、父親と野山の恵みを収穫していたあの子。

山菜と野草と、
人をオモシロがらせることが大好きだったあの子が、長い道のり色々修行して元に戻って来たのです。



しかしもう大人ですからね。
かわいいなぁと愛想笑いはしてもらえません!

狙い通りオモシロがってもらえるように
ちゃんと仕事として頑張らなくては。

楽しそうにしながらも
かなりのプレッシャーを感じている今日この頃です。


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