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自己紹介②(ながいゆうこについて)
オルデナモス(ORDENAMOS)を主宰するまでの私
実家暮らしが長く、整理整頓が得意な母、きれい好きの父のおかげで
家はいつも整っていました。
自分の部屋は「ギュッとモノを収納に押し込んで終了」
という方法が片づけだと信じていました。
今でいうところのミニマルライフ!?
トランク一つに必要最低限のものを詰めて向かった
南米留学。
アジア人はとても珍しがられて、「中国人!」などと
声をかけられることが多かったのですが、
それも華麗にスルーできるようになり(笑)
現地に完全に溶け込んで過ごしていました。
大幅な体重増加(プラス7キロ!)と日焼け(南半球は
季節が逆)した身体で真冬の日本へ帰国。
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マキシマリストへの道
帰国し、社会人になると留学費用を捻出するために
節約&アルバイト三昧だった反動で散財の道へ。
お給料の大半を洋服や小物につぎ込むようになりました。
毎月5万円以上、洋服代につぎ込むのがデフォルト。
当たり前ですが、枚数は増えていきました。
(1枚1万円だとしても毎月5枚増える計算…)
服は増えても、手放すことがなかったので
クローゼットもタンスも満杯。
タンスがカビて、服をダメにしたこともありました。
そして20代後半、結婚を機にイギリスへ引越しとなりました。
お気に入りの洋服を厳選して持って行ったつもりが
5箱以上送ることに。(国際郵便代もばかにならない!)
海外生活でもお買い物好きに歯止めはかからず、
順調に自分のものは増えていきました。
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転機の訪れ
渡英そのものは数年で終わり、日本での暮らしがスタート。
モノが少ない夫との暮らしの中で、収納にしめるモノは自分のものばかり。
途中1回引越しをするも、不要品を片づけることなく
生活は続き、長女を妊娠、出産。
床置がモノで見えなくなる…までは行かないものの
モノの住所が決まっておらず、テーブルや床に落ちていることが
日常。
そして、長女が生後半年くらいの写真をみていたある日。
かわいい長女の背後に移り込む景色をみて、愕然としました。
ヤバい、これわが家だ!!
写真に写ったわが家は、現実そのものでした。
床に転がる子どものおもちゃ、開封されたままの段ボール。
並べ方が雑で、本棚の隙間に押し込まれた絵本
統一性のないインテリア・・・・
ここへきて、ようやくわが家の現状を客観的にみることができた私。
こどもの写真を見る度に、「汚い部屋だ」と思いたくない。
なんとかしたい。
そう考えるようになりました。
片づけ方がわからない
片づけよう!と一念発起するも、一体何から始めたらいいのかわからず
途方にくれたわたしは、整理整頓が得意な母に電話。
「うちの家を片づけたいんやけど、何から始めたらいい?」
母:「あんたの家は収納が足りひんな」
この一言で、リビングに置く収納棚を購入することにしました。
本来ならば、モノの量をある程度スリム化するのが先なのに、
いきなり収納用品を購入したわけです(やっちゃいけないやつ!)
しかし、収納棚を設置するも、色見がちぐはぐな家具があるせいで
見た目は思ったほど整っていないのです。
「収納を増やしただけでは、片づくわけではないんだ!」
次に、モデルルームのような部屋に住んでいるママ友に聞きました。
「どうやってそのモデルルームみたいな部屋を維持してるの?」
ママ友:「わたし、モノをめっちゃ捨ててるで!
いらなくなったらすぐ手放してる」
インテリアセンスがないから、部屋が整わないと思っていたけれど、
どうやらモノを減らせば、空間に余白が出る=整ってみえるらしい。
しかし、先に収納用品を揃えたらいいのか、
モノを減らすべきなのか、順番はあるのか?と片づけ迷子なのは変わらず…
そこで「やり方がわからないなら、勉強しに行こう!」と
2019年3月、整理収納アドバイザー2級講座の門を叩くことになりました。
(長いので3に続く‥‥)