へバーデン結節ミューカスシスト(粘液嚢腫)手術記録
手術後1日
今回の手術では、DIP関節の上を皮膚切開し、骨棘と嚢腫の基部のみを切除した(と思います)。
数年前に左手中指のDIP関節を手術した時と今回とでは術式が少し違うことと、前回は骨棘を切除しなかったのに対して今回は切除した。そのためか今回は前回より、違う意味での痛みが強い。
例えば生活していく上で左手だけでは不便なため、どうしても右手を添えたり、右手の無傷な指を使おうとすることがある。それが痛い。
術前、『指はバラバラに動かせるのだから、中指はだめでも人差し指は使えるだろう』と思っていた。しかし、人差し指や、薬指&小指を動かす必要があるときというのは、必ず何かを持ったり支えたり、荷重がかかるのだ。目の前で指だけパタパタ動かしてみて「あ、動く」とか「痛くない」というのとは違った。中指以外の指に荷重がかかるときには中指の関節にもどうしても力が入ってしまう。中指だけ力を抜いておくなんてできないことがわかった。関節に力が入ると、関節包を切っているので痛い。
術前の予定では、「使えないのは中指だけだから、他の指で包丁が握れるだろう。」と思っていた。でも実際には、包丁を握るどころかお皿すら持てなかった。
今回も前回と同じようなつもりで、手術後もある程度の家事ができると予定していたのだが……大誤算!!
患部の自発痛は、痛いときと痛くないときのON/OFFがあり、痛いときは、ズキズキ→ズギズギ→ズギギギ! となるが、痛くないときは全く痛くない。
今日も一回ボルタレンを服用した。