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へバーデン結節ミューカスシスト(粘液嚢腫)手術記録

手術後7日―抜糸―

 術後一週間の診察でA整形外科に行ってきた。
A医師からは以前、
「抜糸は早くて一週間後ですが、くっつきにくい部分なのでだいたい二週間後になると思ってください。」
と言われていたので、「今日は無理だろうなあ。」と思っていた。
でも診察時、看護婦さんがハイドロコロイドを剥がして
「傷口きれいです。」と言い、A医師も傷口を見て、
「傷口、きれいだねえ。」と言った。
私も傷口を見たけど、素人にはわからない。それより、傷口の上になんか白いゲル状のものが貼りついている。グルーガンか?!

「傷口がきれいなので抜糸してみます。もしくっついていないところがあったら、そこは糸をつけたまま残します。」
と、抜糸することになった。
そして………
「ギャーーー!!」(心の中で)「痛い、痛い、痛い!!」(無言で悶絶)
尖ったピンセットの先で突き刺して!ぐりぐりされている!ような痛み。
先生「うーん、食い込みがすごいなあ」「これは痛いよね」「普通は抜糸はここまで痛くないものなんだけど」
先生は「食い込みがすごい」を繰り返した。
今、撮った写真を見てみても、糸が皮膚にめり込んでいるもんね……。
(こんなに痛いなら麻酔をかけるべきでは? いや麻酔の注射も相当痛いし、どっちもどっち!……くぅ!)
と耐えているうちにやっと抜糸は終わった。はぁはぁ…。しばらく心拍数が上がったままだった。

結局、糸は全部抜いたようだ。
糸を抜いた痕が傷になっているので再び絆創膏を貼られ、あと、関節を伸ばすためのテープが貼られて、本日の処置は終了した。

処置室を出てから気づいたのだが、今後傷口を水に濡らしていいかどうかを聞くのを忘れた! (心臓バクバクだったからね。)以前、『抜糸をしたら水に濡らしていい』と聞いたと思うけど。
それで、会計の時に受付の人に尋ねたのだが、人を介してのやりとりだったこともあり、返ってきた答えが曖昧で意味不明だった。それ以上質問するのも面倒で、クリニックを出てしまった。いずれにせよ傷口を見ながら自分で判断するしかないんだろう。
 現状のようにまだ縫い目から血が出ている状態で傷口を濡らしてはまずいだろう。それに絆創膏も、濡れたらその都度替えなくてはならない。
当分は水濡れ禁止の生活を続けようと思った。とても大変で面倒だけれど。

 帰り道、傷口よりも爪の根元部分が痛いことに気づいた。皮膚が爪から浮いている? あるいは腫れているように見えた。ミューカスシストは、第一関節から末端の方向に皮下に広がっているので、その影響なのかもしれない。
今後ミューカスシストが皮下で枯れていくとどういう変化が起こるのだろう。








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