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博報堂のwebマガジンで紹介してもらいました

ふしぎデザインが、縁あって博報堂のwebマガジンセンタードットの、「Open Innovation Radio」で紹介されました!やった〜〜

詳しくは上記記事をお読みください!!
…で終わってしまってはもったいないので、ちょっと記事について書いてみようと思います。

そもそもの経緯

このOpen Innovation Radioというシリーズは、博報堂のブランド・イノベーションデザイン局に勤める德田周太さんが企画し、社内向けに発信するトークショーを記事化したものです。第一回のゲストからしてFinal Aimの横井さんなので、秋山を呼んで頂いたのはかなり恐れ多いのですが、ご依頼いただきお引き受けしました。
德田さんは僕が関西でメーカーに勤めていたころに、saido design projectに関わる中で知り合ったデザイナー仲間です。当時からものすごく活動的で、いろいろなコンペで賞を取っていてすごい〜と思っていたり。ので、今回お誘いいただいてシンプルに嬉しかったです。

「不思議な価値」について

記事の中で触れていただいた事例「Travellium」についての話に関連して、ふしぎデザインがやりたい「不思議な価値をつくること」について、自分でもなかなか言語化できていなかった部分をうまくまとめて頂いています。

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秋山
サラリーマンをしていた時は便利な物やきれいな物、美しい物を作るという目標が良いものとしてあったわけです。でもこのプロダクトに表れている良さは、便利さではないですよね。SNSのほうがよほど便利です。でもそういう、便利じゃないとか、写真もカラーでもないしきれいじゃないというような良さもあるんだなということに、すごく実感を持って気付けたというか。

德田
たしかにデザインの世界では見た目の美しさや体験の最適化が重視されていますよね。「それだけでいいんだっけ?」という問いは、とても大事ですね。

秋山
本当に優秀なデザイナーさんはたくさんいるので、少し横道にそれた別のスタディとして、きれいとか便利とかからはちょっと外れた「不思議な価値」をつくっていけないかなと。そんな思いが、「ふしぎデザイン」という社名の背景にあったりします。

「不思議な価値」をより詳しく説明できればよいのですが、いわゆる「エモい」とか「面白い」だけではないと思っていて…日々考えながら仕事をしているのですが、「もののデザインで生み出せる価値の幅を広げる」ということが近いのかもしれません。デザインの分野で言うとスペキュラティブデザイン的な思考かなと思っていて、いつか仕事でも扱いたいな〜と考えてもいます。
2020年に関わらせて頂いたお仕事では、アート作品のためにビールケースを作ったりYoutubeを使ってリモート授業をしたりと、ふしぎデザインっぽい仕事ができたなと嬉しく思っています。

今後の展望について

実は、ふしぎデザインを開業してからインタビューをお受けするのは今回で2回目だったりします。(1回目は「教室」というプロジェクトの白井さんからご依頼いただいた、こちらです)

ここでも「ふしぎデザイン」の由来について話していますが、始めたばかりということもあり、今のほうがよりシンプルな説明ができていますね。フリーランスとして開業したり、会社を作ったりという節目節目で考えを言語化する機会を頂いているのは幸せなことだな〜と思います。

インタビューでは主にいままでの実積について話しているのですが、noteの一番最初の記事でも書いたとおり今後はメンバーを増やして、ふしぎデザインをより強く、有機的に成長させてゆきたいなと考えています。
そのあたりの話はまた詳しく書いてみたいのでまた今度!…ということで、ひとまず今日はお受けしたインタビューについての宣伝でした。お時間あったらぜひ読んでみてくださいね。


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