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cluster 「アバターマーケット 2021 夏のデジタル文化祭」に出展した記録

少し時間が経ってしまいましたが、2021.08.06~09の「アバターマーケット 2021 夏のデジタル文化祭」に出展させていただいた記録と、Blend Shape についての投稿です。

今回はアバター3体を出展しました。
運営の方々、ご購入くださった皆さん、本当にありがとうございました。
BOOTHで追加販売もしています。気にいったものがあればご活用ください。

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■今回の挑戦と備忘録

今回はBlendShape(ブレンドシェイプ)で、表情をつけることに挑戦しました。

clusterでは、アバターがまばたきしたり、ボイスに合わせて口を動かしたりできます。あと、アイテムを持って上を向いたときにJOY、下でANGRY(今は停止中かな?)の表情があります。(2021.9)

なので、BlendShapeの設定をしておけば、アバターがよりリアルに動いてくれるわけです。

まばたきはBLINK。あとはA,I,U,E,OJOY、あとANGRYですね。
BlendShapeは、他にも、いろいろあるようなのですが、今回はこの8個の設定をしてみました。

※(表情の表示機能が追加されてました。 Neutral、Joy、Angry、Sorrow、Fun、Surprisedの表情ができます。2021.09.13追記)

◇Blenderの設定(v2.83.3)

ぼくはモデリングにBlenderを使っているので、まずBlenderでシェイプキーの設定をします。

・オブジェクトモードで対象のオブジェクトを選択。
オブジェクトデータプロパティタブのシェイプキー。プラスボタンを押すとBasisが作成されます。これが基本の形です。
これは、そのままでいいかな。

スクリーンショット 2021-09-06 092608

・さらにプラスを押すと、Key1が作成されるので適当な名前に変えます。
・ここでは「あ」の口を作るので、Aにしておきます。

スクリーンショット 2021-09-06 093812


<Basis>

スクリーンショット 2021-09-06 091557

シェイプキーAを選択。編集モードでメッシュをいじっていきます。

<A>

スクリーンショット 2021-09-06 094211

まあ、こんな感じだよ。

スクリーンショット 2021-09-06 095106

ミラーにチェックを入れておくと左右同時に編集できるので便利かな。

あとは、他のシェイプキーも同じように作成していくだけです。
※他のシェイプキーを選択したまま編集をしないように注意が必要です。

最初はよくわからず、せっかく作ったシェイプキーを何度か上書き編集してしまいました。←やりがち。

オブジェクトモードで動作の確認をするときは、確認するシェイプキーを選択した状態で、パラメータをいじります。シェイプを混ぜて表示することもできるので、混ぜたくない時は0に戻しておきましょう。

スクリーンショット 2021-09-06 210553


≪豆知識≫

間違って編集してしまったときなど、他のシェイプキーのメッシュをコピーしたいとき。こんなこともできます。


◇全部のシェイプキーを一度に変更したいとき。

 編集モード。編集したい頂点を選択。
 頂点→シェイプに反映。
 選択した頂点がすべてのシェイプキーき反映されます。

スクリーンショット 2021-09-06 101055


◇他のシェイプキーの形をコピーして使いたいとき。

 編集モード。編集したいシェイプキーを選択。
 編集したい頂点を選択。
 頂点→任意のシェイプキーを選択部に合成。
 元にしたいシェイプキーを選択(画像はBasisを選択)。
 元のシェイプキーの形が、編集中のシェイプキーへ合成されます。
 ブレンドで割合の調整もできます。「追加」は追加かな。

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◇Unityの設定(Unity2019.4.1f1 UniVRM-0.70.0)

UnityへFBXファイルを読み込んだら、一度、UniVRMでVRMファイルをエクスポートします(他のサイト、公式など参照)。この状態でも、VRMファイルなのでclusterVroid Hubにアップロードできますが、表情の設定はまだされていません。


・作成したVRMファイルを再びインポート。

・Blend Shape の設定をします。
 VRMファイルを選択して、
 InspectorVRM Blend Shape proxyBlendShapeをダブルクリック。
 Assetsの方からダブルクリックでもOKです。

スクリーンショット 2021-09-06 211317

スクリーンショット 2021-09-06 211443

・BlendShapeClipを選択し、Bodyをクリック。対応するBlendShapeのパラメータを設定します。0~100。

スクリーンショット 2021-09-06 212059

プレビューで確認しながら設定できます。

スクリーンショット 2021-09-06 2124442

・設定が終わったら、プレビュー再生で確認。パラメータは0~1。

スクリーンショット 2021-09-06 213827

と、こんな感じです。

 可愛さとか、カッコよさ、センスと技術はまだまだですが、これで表情が表現できるようになりました。
 自分が作ったVRMが目の前で動いたり、いろんなところで活躍してくれたりすると、やはり嬉しいものですね。


■Vroid Hub 動作確認

コチラのサイトでVRMの動作確認ができます。
よかったら見てみてください。

◇目が合う壁あばたーばーじょん

◇OOKAMI

◇VARA-バラ


■BOOTHで販売中

BOOTHで追加販売しています。無料のアバターも置いてあるのでよかったら見てください。


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