〈ピンクリボン月間〉乳がん7年生の日常⑤~治療と(未就学児の)子育て


10月はピンクリボン月間ということで、
乳がんにまつわる話&日常を昨日から書いています。
↑上はピンクリボン運動のNPO法人のサイトです。よかったら見てみてください!

実は、乳がん治療中はアメブロ書いてたので興味ある人はこちらもどうぞ。

乳がん治療中の子育て

乳がんの告知を受けたときは、娘は2歳。ちょうど幼稚園どこにしようか、少しは自分の時間ができるな~とワクワクしていた時期でした。
「娘がハタチになるまで生きられないかもしれない。」
でも「絶対死ねない!生きるためなら胸なんていらない」
って覚悟を決めました。

もし子育て中のママががんになったら。。
考えるのは、その間子供の世話はどうするかということ。

ハッキリ言って、夫の仕事は遅いし、そもそも家事全般できないから全くあてにできない(お湯を沸かす、しかできません)。。
私の場合は、母や夫の両親が近隣にいるので週末来てくれて、交代で家事&育児を助けてくれたこと、東京に住んでる姉も来てくれたので、誰かひとりに負担がかかることなく、家族総出でサポートしてくれたのがすんごく助かりました。
母や姉が来てくれている時は、父や姉の旦那さんは不自由だったと思いますし、もう一人の姉や友達も、病院まで送迎してくれたり、とにかくいろいろ助けてもらいました。
副作用など個人差はありますが、治療しながら一人で、小さい子供の世話をするのは大変だと思います。
っていうか、ムリ!!ムリすぎ!大変!!!
抗がん剤治療は外来でできますが、手術は入院だし。抗がん剤治療中は、とにかく体調が不安定で、毛が抜けるとか、味覚障害なんかはまだいいんですけど、私の場合はすぐ熱がでたり、だるくて動けなかったり。
妊娠中の吐き悪阻のような症状も、体の中にいるのは子供ではなくがん細胞ですから、夢も希望も無い。。

周りの家族も大変だろうけど、私はがん患者だから、本人には治療に専念してほしいし、周りの人も、治療に専念させてあげてほしいと思います。
それぞれ家庭の状況にもよりますが、
”ファミリーサポートセンター”、”子育て支援センター”など、公的なサポートもありますし、民間のシッターさんもいますので、気軽に受けられるといいなーと思います。

そんなこんなで、、2才だった娘はもう小学校高学年。
相変わらず一緒に寝たがるし、お風呂も一緒。。。ちょっとベッタリで、たまにウザいくらいママ大好きっ子ですが、治療中家族に世話してもらったおかげで、ウチの母だけでなく、姉や夫の両親にも懐いてるし、今では良かったと思ってます(しかし、夫の家事力は低いまま。。。)。
乳がんの全摘手術をした後は、胸を見て怖がったりしないかなーと若干不安だったのですが、”ママの右胸は無いもの”ともう認知され、ヨシヨシ💛って撫でてくれます。優しい子です。
そして、助けて!って言っていい。誰かを頼っていい。
一人で何でも解決しなくていい。

っていう姿も見せられたかなー、と思っています。


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