【ウチの本棚】「受け身型アスペルガーの10の特徴」??当てはまるんだけど。
友達が、「当てはまりすぎた」って言っていた本を読んでみた。
実は、ADHDやASDなど、よく聞くけど違いがよくわからない💧
最近HSPの簡易診断をやってみて、半分強当てはまりまして。
この本にはHSPとの違いも書いてあるけど、”受け身型アスペルガー”の特徴にも結構(度合は異なるけど)当てはまるので、書いてみたいと思います。
「受け身型アスペルガーの10の特徴」私の場合
①感情がすぐに湧いてこない
すぐ反応できない。後で「あれって~って意味だったのかな?」って思ったりする。周りの状況が気になって相手の言うことを理解するのが遅れるらしい。
②1つのことが続けられず興味が移り変わっていく
特にスポーツは苦手(これは別のサイトに載ってたけど、アスペルガーの特徴らしい)。習い事の場合、興味の対象そのものというより、”先生側”の教え方が自分に合わなかった(わかりづらい)だけなのに、自分はできないって諦めてしまう。
③他人に興味がない/冷たい(と思われる)
これはまさに^^; 例えば相談されても、私とあなたは違うのでどうでもいい。でも、一方で自分だったらこうだけど、相手はどうだろう?と考えすぎて、わからなくなって「どっちでもいいんじゃない?」って言ったら、冷たいと言われた、みたいな。
④ヘルプを求められない/わからないことを人に聞けない
そもそも何がわからないかわからない。何がわからないと、わかからないことになるのか?って感じ。で、いつ聞くべき?聞いていいのか?後のほうがいいのか?相手のやってることを中断させていいのか?と考えてすぎて結局聞けない(これ、習い事でもよくあるパターンで、自分だけわからなくても聞けなくて、それでついていけなくなり辞めてしまうパターン)。
⑤1度の失敗、ミスを引きずってしまい切り替えられない
切り替えが下手!(発達障害の特性のようです)これは、「マルチタスクが苦手」「何かを保留することができない」という特性と、自分の責任に感じがちという特性。小学校の時の失敗、今も忘れないもんなー。トラウマ。
⑥ニュースやフィクションを真に受けてしまう
理不尽な事件や事象など(政治家の不正や虐待、煽り運転など)、腹が立って、「こいつ死ねばいいのに」とよく呟いています。怒りの感情が湧くことが多いですが、特にファンでもないけど好印象だった芸能人の方が亡くなったりすると、夢みたり、落ち込んだりする。最近だと、コロナで亡くなった志村けんさん(志村動物園毎週見てた)、岡江久美子さん(同じ乳がんを患ってらした)。そして三浦春馬さん(これからもずっと楽しみな俳優さんだった)。しばらく”死”について考えてしまう。
⑦自分から率先(計画)して行動することができない
イレギュラーに弱い。家の掃除は自己流なのでいいんだけど、学校の大掃除など、どこからやるべき?雑巾は濡らす?全部モノはどかす?など、これも人に聞けない&自分のやり方が正解かわからないため動けない。
⑧子供に対する接し方がわからない、子供が苦手
これもまさに苦手。ぬいぐるみなど、乱暴にしないようにという声かけとして、「そんなことしたらクマさん痛がるよ」とかね(痛くないし)。
⑨思い込みが激しい/記憶違いが多い
思い込みが激しいと言われると??ですが、話が噛み合わないのは結構あって。
「間を端折って記憶してる」というか、端折って伝えてしまうので、相手に通じないのと、言葉のとらえ方が相手と違うので噛み合わない。
で、夫は私のことをわかってくれない、理論的に話せと言われてケンカ、
なんてことがあります。
⑩何から手を付けてよいかわからなくなる
優先順位がつけられない。だから”TODOリスト”は多いと結局何もできずに終わる。特に具体的じゃないと、で?結局なにすればいいの?って進まず。
それでどうする?
ほぼ当てはまるので、受け身型アスペルガーと言えるような気もするけど、
診断受けてないし、診断受けたとしても正しく判定されるか疑問だし、
これって特殊?”個性”の範疇じゃないのかなーと言う気もする。
一つのことが続かない→読書やゲーム、着物好き、はずっと続いてる
他人に興味がない→はっきり言って私より夫のほうが当てはまってる気がする
”発達障害は千差万別な障害”と書かれてますが、”がん”と同じだなーと感じました。同じ副作用が出たとしても薬を飲まなければいけない状態の人もいれば、軽い人もいるし。一つの症状をとっても、生活に支障があるレベルかどうか。
もし病名が付いたら、(相手に言えれば)相手側が対処しやすい、ってのは
あるかなーと思う。直せばいいじゃん、ってレベルじゃないのか、って。
自分としては、自分に合う方法を見つけるしかないのかなーと思います。
仕事だったら具体的に言ってもらうとか、TODOリストは3個までにするとか、端折らないで丁寧に話すよう心掛けるとか。
もちろん、仕事をしてる人は専業主婦の私と違って大変だと思う。
でも自分なりに自覚して、対処する方法を少しでも見つけられればいいと思います。
私の場合は、例えば夫。受け身、といいつつ、夫に対しては私のほうがズケズケものを言うのですが、端折ったり認識の違いで話が通じないことがあり。。「何でわかってくれないの?辻褄合ってあないとか、モラハラだ!!」って怒り心頭だったのですが、
通じなくて当たり前。男と女の違い、個性の違い、そもそも他人に「言わなくてもわかる」のを求めるのが間違いで「言ってもわかんない」ものなんだから、伝わるようにする努力も必要!と、やっと歩み寄ることを覚えました(結婚18年目にして。。遅っ!)。
この本にも載ってたけど、「自他の境界線」を意識することが大切だと思いました。
自分の問題か他人の問題か。自分がコントロールできることなのか。
あと自分の境界線がどのくらいがちょうどいいか。
ということで、参考になったので、自分もそうかもなーと思う方は読んでみるといいと思います。
同じようにこの本の感想をnoteに書いてる方もいらっしゃるので、
合わせて読んでみてください(他の方のリンクを張っていいのかわからなかったのでご自分で検索してくださいね)。