JR東日本エネルギー開発、栗子山風力発電計画断念。
出先のため、速報だけアップします。
「(仮称)栗子山風力発電事業」の取り止めについて
2024年9月27日
JR東日本エネルギー開発株式会社
「(仮称)栗子山風力発電事業」(以下「本事業」といいます)については、良好な風況を活かして風力発電所を建設し、環境負荷の少ない再生可能エネルギーによる電気を供給することにより、地域の活性化やエネルギー自給率の向上、地球温暖化対策に寄与することを目指し、地域の皆さまや自治体等と連携して2019年から検討を進めてまいりました。検討に際しては、本事業にかかる法令上必要な調査や対応とともに、環境影響評価に関する自治体等からのご意見を踏まえた追加調査や評価を行い、今後もいただいたご意見に真摯に対応する計画としておりました。
今般、新たな環境影響評価の検討要請を受け、その内容についても真摯に対応すべく精査を行ってまいりましたが、この対応に伴い、今後、スケジュールの大幅な遅延とコストの増大が見込まれることから、本事業の事業性が成り立たないことが明らかになりました。ついては、開発検討を終了し、事業を取り止めることを決定いたしました。
これに伴い、既に着手しておりました環境影響評価法の手続きに関しては、今後速やかに、本事業の廃止にあたって必要となる手続きを進めていくとともに、関係の皆さまとご相談申し上げながら、本事業廃止に伴う必要な対応を行ってまいります。
地域の皆さまをはじめ関係の皆さまにおかれましては、これまで本事業に対して多大なるご支援とご協力をいただきましたことに、改めて感謝を申し上げます。
以上
【参考:本事業の計画概要】
事業名称 (仮称)栗子山風力発電事業
所在地 山形県米沢市
発電所 出力最大34,000kW
風力発電機の基数 最大10基
運転開始 2029年3月(予定)
対象事業実施区域の面積 約260ha(改変面積 約31ha)