JR東日本エネルギー開発の申請と実際の工事に差異。米沢市議会の一般質問で明らかに。
JR東日本エネルギー開発が、風況観測用の作業道の申請を米沢市に出したが、実際に開拓された面積は申請よりも大幅に超えており、かなりの差異があることが明らかとなった。
この切り開かれた道は、本当に作業道なのか。開拓された場所は、山の尾根である事から見えない。風況観測用の作業道として申請を出して、実際には本体工事の前倒しとして造成工事を行ったのではないか、と言う疑念がわく。
米沢市の栗子山で進む風力発電計画をめぐり、事業者が市に必要な届け出を行わずに作業用の道路を整備していたことがわかった。市は近く詳細な現地計測を行う方針。
米沢市の栗子山では、東京の「JR東日本エネルギー開発」が大型の風車を最大10基建設する発電事業を計画している。
予定地にはすでに風の状況を調べる「風況ポール」が設置され、事業者は2023年10月に維持管理に必要な作業道を整備した。
この作業道の整備について、米沢市はきのう(5日)の市議会で、景観法が定める「市への事前の届け出」を受けていなかったことを明らかにした。
本来は、整備によって現状が変わる面積が「3000平方メートルを超える」場合、届け出が必要とされている。
しかし、市民からの指摘を受けてことし5月、市が事業者側とともに現場を見るなどした結果、事業者が当初想定していたと説明する「約2600平方メートル」を大きく上回っていることを確認したという。
市は、事業者に想定を上回った理由書の提出を求める一方、近く詳細な現地計測を行い、法令違反が確認された場合には適切に指導するとしている。
米沢市議会一般質問のYouTubeです。
(仮称)栗子山風力発電事業について。
6分経過から
34;07経過から、環境部長