ゆりさん専務の3分でわかる日本の伝統文様【麻の葉】

ゆりさんと一緒に
日本の伝統文様を3分でお伝えする新企画

今回は「麻の葉」について

麻の葉とは
麻の葉文様(あさのはもんよう)は、大麻の葉をあしらった図柄で、日本の伝統的な文様です。基本的な形は正六角形で幾何学的な形で、葉の形に似せるなど様々な種類がある。平安時代には仏教の尊像の衣服の図柄に使われており、次第に普及し、江戸時代には着物の流行の図柄となり、赤子のうぶぎとしても定番の柄になっていた。家紋や神紋、それ以外にも伝統工芸、ほか一般に様々な場面で図柄として使われている。

柄のトリビア
そもそも麻は成長が早く、4カ月で4mにもなります。そして、まっすぐに伸び、生命力がとても強いのも特徴。そんな生命力の強い麻にあやかって、麻の葉模様が赤ちゃんの産着(うぶぎ)の模様の定番になるのも、理解できますね。「麻の葉」文様が確立したのは、平安時代と言われています。また江戸時代には、歌舞伎役者の女形として活躍した岩井半四郎が、「八百屋のお七」の演目で麻の葉模様の衣装を着たことから、当時大流行したといわれています。


今年は東京オリンピックが開催される歳
こういう日本古来の素晴らしいテキスチャも、
みなさんから新しい視点で見てもらえたらうれしいです。
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