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辻ヶ花って柄や花の名前じゃないって知ってた!?
山形市で辻ヶ花って言えば「温泉ですか!?」ってなるけど、着物屋さん的に言えば「代表的な染色(絞り)技法」の事なんです。
よく書かれている花の柄のことを「辻ヶ花」って呼びがちなんですけど、絞りを重ねて深みある味わいを作り出す染色技法の事を辻ヶ花ということから、通常の生地で作っていくと色を重ねるうちに生地が痩せていく。
![](https://assets.st-note.com/img/1737412783-FaVTdYDyrnUguAbcMBLxNOWs.jpg?width=1200)
だから通常よりも大分厚くて強い生地を使って、絞りを重ねていくことが必要になっていきます。しかしながらこの時代、そこまでしっかりと手の技が詰め込んであるものが頻繁に売れる時代じゃないため、ホンマもんの豪華な辻ヶ花を見る機会がなくなっています。
そしてこの写真の品物が、そのホンマもん。
生地や存在感の重厚さが、桁違いです。
眼福ごちそうさまですという言葉がドンピシャな
唯一無二の逸品です