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久しぶりに聞いた“早口言葉”

「坊主が屏風に上手に屏風(坊主)の絵を描いた 」という言葉を久しぶりに聞いた。早口言葉の中でも有名だけど懐かしく感じた。情景も現代では珍しいものになったし、可笑しみがあって良いと思う。

早口言葉はRAP?

何より思ったのは早口言葉はラップに近いんだな、ということだった。今でも声を職業にする人たちの発声練習、トレーニングにしているようだ。韻を踏むという点では似ているし、往々にしてRAP自体が早口だと思う。wikipediaには歴史など詳しいことは書かれていないが、英語でも早口言葉は多数あるそうだ。

RAPというとケツメイシ,ORANGE RANGE,RIP SLYME,三木道三など最初に流行ってから何組ものアーティストがヒットを生んで久しい気がする。音感がないので、最初は音程(メロディ)があることを知らなかったくらいだ。ヒット曲の主旋律がたくさん載っている楽譜雑誌、スコアブックでgloveの曲を見て初めて知ったのだ。

ラップバトル

Abema TVを見るようになって、ラップバトルというものを知った。1対1で向かい合い、即興でライム・歌詞を披露し合うらしい。ウィットに富んだライムになればなるほど高評価されるようで、それならば国語力(日本語)やそれに上手く合わさる外国語の知識も必要だ。

顔まで晒して相手をディスる訳だから、何かしらの反骨精神だったり、表現せずにはいられない悲しい過去や立ち向かうスピリッツがあるはずで、放送コードには載せられないものの、その芸術性は「表現者」の高みまで来ていると思う。

これまで言えなかった事もライムでなら言えると、可能性を見出して自分と向き合おうとする人も増えているようだ。

それでも、ある程度役目を果たしたなら人に親切にする事も覚えていけるといいと思う。優しい言葉、美しい日本語をたくさん覚えて、幸せになって人生を豊かにしてほしいと思った。



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