産後まもないアラフォーは、アナログゲームを作ることができるのか?#最終報告書
◆実験の目的と背景
6月下旬、第二子出産予定です。フリーランスは産休・育休とかがないので、収入を諦めるといつでも休めます。
出産はどんなトラブルがいつ起こるかわからないので、ランサーズのクライアントワークをやめ、産後子供を保育園に預けた時に自分の仕事の幅が広がるよう、「学び」「ストックビジネス」などに活動をシフトしていました。
そんな中、アナログゲーム開発の企画のお話を伺いました。私は冷凍食品の開発はしたことがありますが、アナログゲームの開発はしたことがないです。でも、新規事業を立案するために、会社員時代にデザイン思考を慶應大学に学びに行ったこともあり、0から何かを作り出すことに、すごく興味がありました。長男が5歳でついYouTubeを見せてしまうこともあり、一緒に夢中になれることがあればいいなぁと思うことも多いです。
そこで、出産、子育てと時期は重なりますが、逆にいうとクライアントワークがない分、時間の融通が効くと思い込んで、こちらの企画に参加させていただくことにしました。この企画に参加すると、自分が死ぬ時、「ゲームも開発してやりたいことをできて楽しい人生だったなぁ」と思えるような気がしました。
◆検証したいこと
おもちゃ開発未経験の私でも、ゲームとして成り立つようなものは作れるか?私のゲーム経験は、基本的に冬場、外出できない時に家族で麻雀するくらいで、あとは人生ゲームとかトランプとか、一般的なゲームしかしていません。
そんな私でも、誰かを夢中にさせるようなゲームが開発できるのか、検証してみたいです。
特に無駄を極めるという制限のかかったアナログゲームなので、やると「アホだなぁー」となんか脱力できるようなおもちゃがいいですね。
◆活動の概要
1日1アイディアを読み、アイディアの発想方法を学ぶ。
講義などに参加し、学ぶ。
実際にアウトプットして、試遊会に参加する
◆アウトプット・成果
気づきは、随時Twitterなどで発信する。
試遊会で確認する。
最終的には研究報告書でまとめる
◆実験の測定方法
他の人と開発したゲームで遊びながらフィードバックをいただきます。
◆スケジュール・進め方
指定企画のスケジュールに準じて行います。
◆その他詳細
赤ちゃん関係で、迷惑をかけることがあるかもしれないのですが、なるべく頑張りたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
◆①半年間の実験結果
一応ゲームらしきものができました。
カードゲームを制作しようと前半では思っていたが、そんなにたくさんデザインできないよと思って少し停滞していました。さらにゲムマにも参加できないのでどうしようかと思っていました。
たまたま、もくもく会でmolliさんが、ポストカード一枚でもゲームになるよと教えてくれて、その時ちょうどアイデア出しを仕事にしている方のUdemy講座を制作するお手伝いをしていたので、ポストカード一枚でゲームを作るアイデアをどうやって出せばいいのか?レクチャーしてもらったところ、3分間でちゃんとアイデアが出ました。ちょっと驚きでした。
そこで、私のしょぼいAdobeパワーが炸裂して、イラレでなんとか鍵盤を作ったりとかしてポストカードをデザインしました。(最初は鍵盤の白の数が多かったりしたがなんとか気がついて修正)
ゲムマに参加できるとは知っていても、こんなカード一枚でどうなるの?くらいに思っていましたが、前日に無駄団のもんちゃんからお誘いを受け、もんちゃんがプリントアウトして販売してくれました。感謝してます。
そして、1枚、200円分売れたらしいです。
完全に赤字ではあるけど、0→1は嬉しかったです。
まだまだ残ってるので、ボランティアの気持ちがある方は、アワードで買ってくれると嬉しいです。
最終的には滑り込んだという感じですね。
◆②気づいたことや感じたこと
5歳の子供は「YouTubeばかり見て、もう!」と動画クリエーターの私が思うくらいでしたが、ボードゲームを一緒に作ったり、UNOを一緒にやったり、オセロをしたりと一緒に遊べるようになりました。
今回開発したゲームを夫と行ったところ、いつもあんまりちゃんと会話していないのに、ゲームのおかげでちょっと照れて一緒に笑うことができました。ゲームはいつもと違ったコミュニケーションを与えてくれるんだなぁと思いました。
今回、ゲーム開発に関して、さまざまな話を伺い、勘どころみたいなのは少しわかった気がします。
ゲムマ、今は下の子も小さいし、余裕ないしで、難しいですが、色々と整理できたら家族で挑戦してみたいなぁと思いました。