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「地雷を踏んだらサヨウナラ~One Step on a Mine, It's All Over.」
このnoteは、2021年7月4日のTwitterでの呟きをコピペ&肉付けしたものです。
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Twitterで、写真家シン・ノグチさんが「写真」に関連した映画をたくさん紹介してくださっていた。その中で、以前から気になっていた「地雷を踏んだらサヨウナラ~One Step on a Mine, It's All Over.」を観た。
26歳という若さで、クメール・ルージュに捕らえられて亡くなった、日本の報道写真家である一ノ瀬泰造の半生を描いた映画。
以下、観賞後の長いつぶやきです。
10年前プノンペンのトゥールスレンで言葉を失う(吐気で気分が悪くなる)ほどの残虐な事実を目の当たりにして、次シュリムアップへとなれないまま今に至る。
— Fusako Sekine (@fusako_sekine) June 29, 2021
一ノ瀬泰造が、当時自殺行為だといわれながらもアンコールワットを目指したのは何故か…と考えて、明日死ぬとしたら自分ができる最大限のことを https://t.co/Zr7NpHd2tE
やるよね、と。
— Fusako Sekine (@fusako_sekine) June 29, 2021
写真家として、人間として到達したかった。それと、絶望の日々を生きる友人たちの前にただいまして、「綺麗だったぞー」なんて言って写真と共に、希望を見せたかったんじゃないかな。
以前、写真の講義、それも初めたばかりの頃「命だけは賭けてはいけない」と忠告されたことがある。
キャパや沢田教一が…と聞いて、戦地で、自分にしか撮れないものを追求したらそうなるのか、と頭上で理解しつつも、ド素人過ぎた私は『そんな危険な撮影怖いし、私は絶対しないな』と思っていた。
— Fusako Sekine (@fusako_sekine) June 29, 2021
けれど、回をこなしていく中で、ファインダーをのぞいている時は、何故か恐怖感が薄れるという事に気が
ついた。勿論、戦争でのそれとは、全くもって比べ物にならないレベルのでの話ではあるのですが。
— Fusako Sekine (@fusako_sekine) June 29, 2021
映画を見終わってから、なんだか居ても立っても居られず、カンボジア人の友人に連絡した。学校の先生を辞めて、今は奥さんとレストランを始めたと。コロナで大変だったようだけど、元気そうで安心した。
当たり前に見える日々も、多くの犠牲を経て成り立っている。この変えられない事実の上で、今安全に生活することができているから。大切な人と食事をして、窓を開けて空眺めて、猫と昼寝もしちゃって…その全ての瞬間が愛おしく、残しておきたいね。
— Fusako Sekine (@fusako_sekine) June 29, 2021
だいぶ話、逸れちゃったかな。観れて良かったです。
シュリムアップ→シェムリアップ
— Fusako Sekine (@fusako_sekine) June 29, 2021
🙈💦
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