マイクロカプセル 香害で困っている事
先日、<STOP!マイクロカプセル香害>署名にご協力を!という記事を載せましたので、マイクロカプセル香害で困っている事について書いてみることにしました。
なお、マイクロカプセル香料の詳細、健康問題、環境問題については、署名https://www.change.org/Stop_Kougaiに詳しく載っていますのでそちらを是非ご覧ください。
まずは、外出先での移香。
アウトドア以外の場所であれば大抵、何処へ出かけても移香があります。
帰宅したら自分のニオイに耐えられないし、家の中が不快なニオイになるので、服を脱いで即ベランダで干します。服はニオイがなくなるまで外干しするか洗濯してまた干します。干す期間は気温や程度次第ですが、30分から一カ月くらいです。冬場は気温が低く、マイクロカプセルが取れないので特に苦労します。
お気に入りの服を長くベランダで干したり、洗濯をしたりして、相当なストレスになります。また、労力とエネルギーの無駄遣いになります。
外出先で椅子に座ると、マイクロカプセルがお尻にくっついて特に取れにくいので、最近はいつも折りたためるクッションを持ち歩くようにしています。
移香が嫌で出不精になりました。特にコンサートに行かなくなりました。
あと、バスにも乗らなくなりました。
買物もなるべく換気の良い、移香の少ない店を選ぶようにしています。
姉が動物保護活動をしており、タオルや毛布の寄付を募っていますが、寄付品の多くは洗濯洗剤、柔軟剤の香りがものすごいです。
寄付品への柔軟剤は使用禁止としているようですが、最近は洗濯洗剤も「無添加」とか「無香料」の表示が無ければ、香りを長続きさせるためにマイクロカプセルが使われています。また、一度でも香り付き柔軟剤を使って洗濯すると、その後何回洗濯してもなかなかニオイは取れません。
猫は肝機能による解毒作用が弱いため、香りや有害化学物質に対するダメージを受けやすいと言われています。
猫を飼っていらっしゃる方、動物保護団体にタオルなどを寄付したい方は、常日頃から、無香料の洗濯石鹸や洗剤、セスキ炭酸ソーダでお洗濯することをお勧めします。
私はリサイクルティシュを以前愛用していましたが、最近のリサイクルティッシュはニオイがきつくて使えなくなりました。古紙にマイクロカプセルが付着して臭いティッシュペーパーになってしまうのだと思います。
図書館の本も洗剤、柔軟剤臭がするので借りて読むことが出来なくなりました。
眼や耳のいい人、悪い人がいるように、嗅覚も人によって違います。
嗅覚が鋭い人にとって香りが長続きする柔軟剤、洗濯洗剤の香りは物凄く不快です。そして体にも環境にも悪い。
私も、気持ち悪くなったり舌が痺れたりお腹が痛くなることがあります。
マイクロカプセル香料を身にまとっている人は、そうでない人からすると悪者にだってなるのです。これは、社会を分断することにもなるのではないでしょうか?
メーカーは一刻も早くマイクロカプセル香料などの長続き製法をやめて欲しいと思います!!