トランペットのウォーミングアップについて
ウォーミングアップ?そんなもん必要ない、と仰る方もおられますが、私は本番前に(リハーサルも)これをしないと、音は外すは唇は直ぐバテるわでろくな事がないので必ずやります❗️
*因みに写真は師匠の日野皓正さんに、初めてマウスピースを削ってもらった時です。
ウォーミングアップとは大体、
1 ロングトーン
2 リップスラー
3 タンギング
この3つぐらいで構成されていると思います、知らんけど💦 ま~大体どこでもそうです。
ウォーミングアップについては、海外の偉い先生方がさまざまなウォーミングアップ教本を出版されてます。
日本ではこんな記事になるぐらい、それぐらい重要な事です。👇
私が高校生くらいに毎日やっていたのはコレです↓
新しいトランペットの技法 (ピエール・ティボー)
ウォーミングアップ用ではないですが、京都市交響楽団の故有馬先生に進められて毎日やっておりました。
主にリップスラーで唇をほぐす感じですが、今でも唇の調子が悪い時はたまにこの教本を吹きます。
あと大阪音楽大学時代にダニエル・ドワヨン先生に作って頂いた下の譜面です。もちろん出版されてないので当時を思い出し、フィナーレで作ってみました。さすがに大学1~2回生の頃は毎日練習してたので覚えてました
ウォーミングアップする傍ら、スケールとアルペジオも一緒に覚えたらエエやん?みたいな感じで、全てスラーで吹いたり日によって全部タンギングしたりと使い分けていました。
*ウォーミングアップは2ページ目の46小節目から(Key of C)から使用して、それ以外の高い音は練習素材として使用していました。
ダウンロードして使ってください。
ウォーミングアップといっても、自分の成長に合わせてその時代時代で変えたくなるものです。
プロになってからは明らかにクラッシックとは違い、高い音を出す機会が増えてくるわけで、それ用のウォーミングアップ素材が必要でした。
もちろん自分に合わせたものなど売って無いので、自分でアレンジして今でも毎日15分は下のものを吹いています
(たしか36~7歳の時にアレンジしました)
これはアメリカで数々の名プレイヤーを生み出した先生、ビル・アダムさんのロングトーンですが、普通のロングトーンとは違い、半音づつ上下に音程を広げていく凄く理にかなった方法を採用されてます。
スマホでも下の譜面はダウンロード可能です。
それに加えこのロングトーンは半音階・音域を広げる・唇の柔軟性を高める効果もあり、ほんと一石二鳥!これ以外練習しなくてもOK~みたいなロングトーンです。是非とも試してみてください。
あとはマックス・シュロスバーグさんの教則本を少しアレンジして、リップスラーやジャズコードを取り入れてみたり。
ビーバップスケールも毎日練習できるようにと、スケールとアルペジオにハイトーンの音域を広げる練習も加えたりとしています。
(GとF#はオクターブを上げます🔥)
やり方やテンポなどは実際にレッスンにお越しになられたときにお話させていただきます。
お待ちしております~
~枚方市でジャズ&ポップスの音楽レッスン~
【サウンドトラップ音楽教室】
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