見出し画像

トランペットで高音を出すためのコツ

トランペットで高音を出すための練習方法を紹介します。唇の形を調節しながら、楽しく練習していきましょう!
高音を出す練習は、とってもシンプルです。

  1. どこまで出るか、自分の最高音を確認する

  2. その最高音を少しずつ上げていく

  3. リップスラーに挑戦する

  4. 高音へ行くにつれて、唇は真ん中に寄っているか?

  5. たっぷり息を吸う事を忘れてないか?

この順番でコツコツ練習を続ければ、今よりも高い音が出せるようになります。各ステップについて詳しく説明


トランペットで高音を出す練習①:自分の最高音を知ろう

まずは、今の自分が楽に出せる一番高い音を確認しましょう。人によって感じ方が違うので、自分にとって「これ以上は無理」という音を見つけてください。
基準としては、次の2つの条件を満たした高音を目安にします。

  • 小さな音でクリアに出せる音

  • 長く出せる音

小さな音を出すのは難しいかもしれませんが、これが大事なポイントです。長く安定して出せる音が、自分の出せる最高音の目安になります。

トランペットで高音を出す練習②:最高音を上げる練習

自分の限界の音を確認したら、その限界を少しずつ上げていく練習をしましょう。例えば、真ん中のミ(E)が楽に出せるなら、その上のファ(F)も同じように出せるか試してみます。
最初は難しいかもしれませんが、少しずつ練習を重ねていくことで、唇が高音を出す方法を覚えてくれます。

トランペットで高音を出す練習③:リップスラーに挑戦

「高い音が出るようになってきたけど、まだ安定しない」というときは、リップスラーを練習してみましょう。リップスラーとは、唇だけを使って音を移動させる練習です。
トランペットではピストンを使って音を変えますが、唇だけでも音を変えられるようにすることが大切です。
リップスラーの練習をすることで唇の筋肉が強くなり、自然と音域が広がり、高音が出しやすくなります。
またバテ防止にも繋がり一石二鳥の練習方法です。

高音を「楽に」出すことが大事

トランペットで大切なのは、高音を無理なく出せることです。楽に音を出せないと、演奏に影響が出てしまいます。

  • 音を大きくする

  • 音質をよくする

  • ビブラートをかける

これらのテクニックは、楽に音を出せるようになってから習得しましょう。リップスラーは、高音を楽に出すためのおすすめの練習方法です。

◎房原式、唇の位置で少し高音が出るコツ

これは師匠の日野皓正さんから教えて頂いたコツですが、ハイベー(High Bb)上のド以上の高音を出すときは、
「下唇をマウスピースの上のカップに押しつける」イメージで吹きなさい、とアドバイス頂きました。
ですがこれはレッスンに来ていただいて、実際に私が吹いている所を確認して頂かないと伝わらないかもしれません。

マウスピースだけで練習するのもOK

高音を出す練習は、マウスピースだけでもできます。ただし、マウスピースだけで練習すると、トランペットを付けたときに違和感があるかもしれません。できるだけトランペットも一緒に使って練習しましょう。

プレスしすぎはダメ

高音を出すためには唇を狭くする必要がありますが、唇を強く押しすぎるのは逆効果です。唇がうまく振動しなくなるので、高音が出せません。
適度なプレスが必要ですが、痛みを感じたら強すぎるかもしれません。

高音が出なくても落ち込まないで

トランペットは高音が全てではありません。基本のドレミファソラシドが出せれば、たくさんの曲が楽しめます。高音を出すのはロマンですが、楽しく練習を続けましょう。

まとめ

トランペットで高音を出すための練習方法を紹介しました。高音が出せなくて悩んでいる方は、
トランペット教室で先生に指導を受けるのもおすすめです。初心者の方は自己流でクセがつく前に、プロのアドバイスを受けると良いですよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?