人獣共通感染症を受け入れる時に思うこと
今年も動臨研に参加してきた。
防災セミナーで聞いた「人間が助からないと動物も助からない」という言葉
災害時だけでなくて、いつもの臨床現場でもそうだと思う。
例えば人獣共通感染症。どこまで受け入れるのか、受け入れた場合の感染対策などスタッフと動物を守る為の最善策を考えなければならない。
私は感染症を受け入れる時にいつも思う。
「担当は誰になるんだろうか」
昔から妊娠中のスタッフは絶対に関わらない事とされているが、スタッフの中には結婚している者、小さな子どもがいる者、これから妊娠を臨む者など様々な人がいる。
かと言って家庭を持たないスタッフに自分の命を顧みず処置に関わってもらう事はできない。
そんな大袈裟なと思う人もいるかもしれないが、本当に人が亡くなってからでは遅い。
運任せのような感染対策にとても不安を感じる時もある。
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