比叡山延暦寺で涙
雪がチラつく天気で景色としては、最高に幻想的な比叡山。琵琶湖の方は晴れていたりして
たまに晴れ間が見えたりして、人も少なくてとても良かった。
あまりに寒かったので、最初に国宝殿に入りました。スリッパに履き替えるんですが、冷えるのなんの。展示仏の性質上、暖房はほぼ効いてないから、息が真っ白。
中は撮影禁止でしたが、1階の仏様達にはガラス越しながらも、とても近くまで近づけたのでそれぞれの仏さんとお話しできるのが良かったです。ただ、極寒。。。
自分の生まれた年によっていろいろ仏様の担当のようなものが違うらしく、私は大日如来でした。でもそんなことは気にせず、いろいろ話しかけて印象に残ったのは不動明王様。
パッとみ、怖くて強くて悪いことしたら、お仕置きがあるなんて思ってしまいますが、その煩悩を消してくれるという大変ありがたい神様。普段の自分は煩悩のかたまりなので今からビクビクしている次第です。
3階の壁画がすごく楽しめました。傅 益瑤さんという方の作品。NHKで水墨画の先生をやってた方のようです。
次に瑞雲院(じゅうんいん)。拝殿のようなところ。上の方に龍が
そして、根本中殿(こんぽんちゅうでん)は改装中でしたが中まで入っていけて、遠いんですが、仏様を拝むことが出来ました。拝むところだけですが、ホットカーペットが敷いてあり多少時間に余裕がうまれ、ほとんど他に人がいなかったのでじっくりと対話してきました。
次に大黒堂。ここでのお参りでお供えのお米をいただけてラッキー。
大黒天信仰の発祥の地だそうです。
次に文殊楼(もんじゅろう)。
ここは、中でハシゴを登り2階でお参りできる場所でした。混雑時は難しいとは思います。二階に仏様がいて坐ってお参りしました。
雪で道が新雪で歩けなさそうだったので、多少端折り、阿弥陀堂に向かいました。
すると、阿弥陀堂のあと少しという階段の手前でモーレツな感情の波が訪れました。
地図でいうと左上の現在地より左上に進んだ二股に分かれるあたり。。。
その感情の波は激しく
うっと嗚咽が出そうになるくらいの涙が出てきました。
多少ネガティブな気持ちも出てきたのですが、それは過去生における自分の延暦寺での思いがあったようで、何しろ今生でこの場所に来ることができたことへの嬉しい気持ちが複雑ながらも押し寄せてきました。
そのまま二股の右方向に進み階段を登り始めるとその感情は薄まり、登りきったところでは落ち着くことができました。
阿弥陀堂
見てのとおりの天気でしたので付近にはだれもおらず、扉が閉まっておりましたが中に入ることができ、じっくりと参拝への感謝の気持ちを伝えてまいりました。
すぐ隣
法華総持院(ほうかそうじいん)
先ほどのY字の二股の左のほうから降りていくと降りるにつれてやはり強いエネルギーを感じます。するとY字の角付近に御神木があり、それがパワーを発しているようだと思いました。今、画像をみてもエネルギーを感じます。
ちなみに、大きな御神木には手で触らず(神様に触れてもいい気持ちはしないそうです。痴漢行為は。。。)、幹が出て頭の上にあるところまで近づいて、葉っぱからエネルギーが落ちてくるような気持ちで頭上の幹を見上げ、手を腰の脇で広げて、ひじの内側からエネルギーをいただくようにするといいと思っています(現時点での感想ですが)。
ということで、比叡山延暦寺東塔のレポートでした。