Z世代仕事の選び方のリアル（新社会人シリーズ③）
こんにちは。
人材育成スペシャリスト
古谷治子（ふるやはるこ）です。
今回は新社会人のリアルな気持ちをシリーズでお届けする第三弾。
ぜひご覧ください。
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最近、いくつかの企業説明会に参加しました。知らない業界の話を聞くだけでも新しい発見があり、とても面白かったです。ただ、その中には「ここは自分には合わないかも」と感じる企業もありました。
そう思った理由はいくつかあります。まず、業務内容がイメージしにくい企業。売上や成長率の話はあっても、実際の仕事内容や社員のやりがいが伝わってこないと、働くイメージが持てません。また、社風が自分に合わないと感じる企業もありました。説明会の雰囲気や社員の話し方から「ここで働くのは大変そうだな」と感じることも。さらに、成長環境が不透明な企業も不安要素の一つでした。若手の挑戦を強調するものの、実際のキャリアステップが見えないと、自分が成長できるのか疑問に思ってしまいます。
しかし、こうした違和感を通じて「自分はどんな環境で働きたいのか？」が明確になってきたのも事実です。興味がなかった業界でも話を聞くと面白いと感じることもあり、説明会に参加すること自体が貴重な経験になっています。
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このように若い世代と実際に意見を交わしてみると、多くのアンケート結果が示しているとおり、Z世代は「安定」よりも「スキルや経験」、「生きるため」ではなく「自己実現」など、仕事を選ぶ上で重視することが変ってきているということを実感します。
家業を継ぐとこのプレッシャーがこれまでの世代より薄れていることや、女性の社会進出など、選択の幅が広がっており、「自分が望むように生きる」という世相を反映しているようにも感じます。
だからこそ感じる「迷い」が彼らにはあるのかもしれません。
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株式会社マネジメントサポートグループ代表取締役社長
一般社団法人 日本講師協会代表理事
文京女子短期大学英文科卒業後、東京放送、中国新聞社での実務を経て人材育成コンサルタントとして独立。1993年、株式会社マネジメントサポートを設立。その後、株式会社リサーチサポート、株式会社マネジメントオフィス、株式会社マネジメントサポートグループを設立し、5社を経営。
企業の課題解決型研修が支持を集め、全国のシンクタンクを中心に4,000回以上の登壇を行うCS対応教育の第一人者。マナー指導者育成にも力を注ぎ、後進講師の育成にも力を入れている。東京商工会議所女性会理事、日本講師協会理事歴任。マナーやビジネス書を中心に著書は40冊以上。