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PREP法で伝わりやすい指示だしを
こんにちは。
人材育成スペシャリスト
古谷治子(ふるやはるこ)です。
芸能人や政治家の名前をつかって「○○構文」という言い方をよく耳にします。その人特有の話し方を指して、そのように言うわけですが、言葉のリズムがよく印象に残りやすいことで称賛される場合もあれば、揶揄するもである場合もあります。
皆さまの話し方はいかがですか?
個人的な「○○構文」をお持ちですか?
丁寧で多面的に話そうとした配慮が逆に「回りくどい」という印象を与えてしまうこともあります。
ビジネスでの話し方は「分かり易さ」が大前提。伝わらなければ意味がありません。そこで、新年度を前に、今一度、自分の話し方を見直しみませんか。
部下や新人に対する話し方の一つとしてオススメなのは「PREP法」です。
P=Poin R=Reason E=Example P=Point
結論、理由、具体例、再び結論の流れで話を伝える方法です。
まず伝えたいポイントを一つ述べる。「なぜか」という理由を言う。「例えば」の事例を出す。「だからこうなんだ」とポイント(結論)を繰り返す。
長文には不向きな方法ですが、短時間で伝わりやすい。文章構成もスムーズにでき、情報を整理しやすというメリットもあります。
結論ファーストの話し方としてよく知られるスタイルですが、実際に使うには慣れも必要です。
「あの上司、分かりづらい」との印象を与える前に、今からちょっと意識して、「分かりやすい指示の出し方」を身につけましょう。
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社会人としての心構え、基本的なビジネスマナーとルールを学ぶ
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株式会社マネジメントサポートグループ代表取締役社長
一般社団法人 日本講師協会代表理事
文京女子短期大学英文科卒業後、東京放送、中国新聞社での実務を経て人材育成コンサルタントとして独立。1993年、株式会社マネジメントサポートを設立。その後、株式会社リサーチサポート、株式会社マネジメントオフィス、株式会社マネジメントサポートグループを設立し、5社を経営。
企業の課題解決型研修が支持を集め、全国のシンクタンクを中心に4,000回以上の登壇を行うCS対応教育の第一人者。マナー指導者育成にも力を注ぎ、後進講師の育成にも力を入れている。東京商工会議所女性会理事、日本講師協会理事歴任。マナーやビジネス書を中心に著書は40冊以上。