何故「Dareharu」を知らないんだ「日本人」
このアーティストについて調べると悲しい言葉しか出てこない。
YouTubeでは初めてのPVが1000万回も再生され、私の中で注目していた。しかし、9月突然の作曲家ampstyleさんの死。まだ世に出たばかりなのに、私はかなり落胆した。
だが、周りはどうだ。
死亡記事についたコメントは「日本人で知ってる人はいない」「どこの誰かわからないどうでもいいニュース」「こんなの載せるな」そしてアーティスト名を貶すような言葉ばかり。
そう、このアーティストは韓国の方々なのである。
もちろん異国の曲であるならば知らないというのは当然のことであるが、故人を馬鹿にするのは良いことは思わない。わざわざそれをコメントに残す必要があるのか。
このアーティストは日本への愛があると思う。
楽曲制作に日本人が参加していることや、曲名が日本語韓国語英語で表記され歌詞もしっかりと訳されている。歌詞の中に日本語を入れたりと、これだけでも日本人を視野に入れていたことが伝わってくる。これが愛ではなく商業的なものだと感じる方もいるだろう。だとしてもDareharuの曲は名曲であることは間違いないのだ。
私にもっと認知度や影響力があればととても無力さを感じた。
私が有名だからと言ってampstyleさんが生き返るわけではないが、もっと悔やまれるべき人なのだと世間に伝えることができただろう。それがたまらなく悔しい。
もしもこの記事が目に留まった方は一度でいいのでDareharuの楽曲に触れてほしい。
私は開始三秒足らずで心を掴まれてしまった。
独特なイラスト、素晴らしい歌声、メロディーラインのパンチ、コード進行、各楽器のリズム感。
今でも一日一回は聞きたいとなるほどに気持ちが良いのだ。
この記事を借りて遅くはなりましたが、謹んでご冥福をお祈りいたします。素晴らしい曲をありがとうございます。
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