明日は30歳、20代最後の日。
今日は自分の20代最後の日。一日何をして過ごそうかな、とぼんやりスマホを眺めていたら、"20代を振り返り、最高の30代を迎えよう"という記事をいくつか見かけた。三日坊主な自分なのでnoteの更新も数年ぶり…せっかくなのでこの機会に20代を振り返ってみようと思う。
# とてもパーソナルな内容になってしまいました。
20代を振り返る
20~22歳 大学2~4年
大学生の時は、主にオーケストラサークル、ピアノ・オルガン、アルバイト、旅行三昧…楽しかった。大学生ってこんなに楽しいんだな、永遠に続けば良いのにな、と思っていた頃が懐かしい。
カメラロールを見ながら記憶を辿るーーー
20歳になった当日、大学の友達とジョイポリスへ。誕生日当日はバースデイパスで無料で入れた。
音楽仲間とともに旭川でコンサートを開催。
先日ついに再演を果たしたウィキッド観劇。一番大好きなミュージカル。2013年の出来事なのでちょうど10年前…
成人式。久々に小中の同級生や恩師に再開。
往復夜行バスでUSJへ行ったり、沖縄へ行ったり、お花見やファゴットラベル、ディズニー、鴨川シーワールド…数え切れないほど遊んでは遊び、たくさん食べて飲んだ。
オーケストラで交響曲(チャイ5)のトップを吹いた。
憧れのサントリーホールで演奏した。
オルガンのコンクールにもピアノのコンクールにも出た。オルガンは納得のいく結果が出ず、悔しい思いをしたのを思いだす。
サークルの先輩達にもとてもお世話になって、毎年卒業を見送るのが寂しかった。
就活、友達にすごく協力してもらって無事に内定をもらう。この年の就活は4年生の8月に最終面接解禁だったので、リクルートスーツが本当に暑かった。身体も大きくなり、今ではリクルートスーツも入らなくなってしまったな。
アルバイトはモスバーガー4年間やったのと、オープニングスタッフとして働き始めたナチュラルローソン。その他塾講師やらイベントスタッフやらレストランでのピアノ演奏やら、いろいろなアルバイトを経験。
卒業旅行は初めての海外であるフロリダのディズニー、サークル全員での沖縄、学部の友達と奄美大島へ。
………と、ここまで書いてたらすっかり日が暮れてしまった。このままだともう30歳になってしまう。。
23~25歳 社会人1~3年目
ついに社会人か~と思いながら、配属先にヒヤヒヤしていたことも懐かしい。一人暮らしを始めたことで自由度が増えて、ミーハー気質な自分にとってフッ軽であることに魅力を感じていた時期。
緊張の入社。でも同期みんな良い人で、研修期間は大学生の延長線上みたいな感じで、社会人楽しい!!!と浮かれてた。
配属先の部署の上司や先輩方は優秀な方ばかりで、今でもお世話になっています。ちなみに部署創設以来最初で最後の(?)新人となる。
2年ぶりにオルガンのコンクールに再挑戦。中学生の時に弾いたモルダウを再度演奏。念願の優勝。ずっと2位止まりだったので、めちゃくちゃ嬉しかった。
初めての1人暮らし。始めたきっかけは「デジタルピアノを買ったけど置き場所がなかったから」という、今思えば意味不明な動機だったけど、思い切って決断して良かった。
初の1人海外渡航としてアメリカへ。1年目なのに夏休みでも連休でもない時期に有給を数日取って、アメリカへ留学している友達へ会いに。ブロードウェイミュージカル最高だった。
社会人2年目に行ったイタリアは、初めてのヨーロッパということもあり文化の違いを肌で感じ、アジアともアメリカとも違う、おしゃれという言葉で片づけるにはもったいないくらい刺激を受けました。海外旅行にハマったきっかけはこれかもしれない。
その後も夏休みはチェコ&オーストラリアやタイ1人旅等々
26歳~29歳 アラサー突入
平成が終わり、令和へ。正直この辺から時間の流れが早すぎて、"あれってつい最近のことだよね?"みたいなことばかり。それにコロナも相まって、自分の中では体感1年くらい。ここから先、もっと体感時間が加速していくんだろうな。。
仕事でいうと共創、とかオープンイノベーション、ハッカソンとかが流行っていた時で、めちゃくちゃワークショップをしていた気がする。任される仕事も大きくなり、一喜一憂して気持ちの浮き沈みも激しかったけど、今思えばどれも良い経験だったな。そしていつでも関わってくださる方はみんな頼りになる。
休日は相変わらず楽器を演奏。教会で楽器を吹いたり、OB団体だけではなく色々なアマチュア団体で演奏させていただいたり、メズム東京という高級ホテルで演奏したり。
そしてコロナ。何かしら節目の時にnoteを開きますが、こんなに怠惰なGW12日間を過ごしたのは、後にも先にもこの時だけでしょう。そしてこの時から特になにも成長していないな…笑
コロナ禍による個人的メリットは、リモートワークの普及。会社でも急速にテレワーク推進が進んだおかげで、全国どこでも働けるように。GoToトラベルや全国旅行支援をフル活用し、たくさんワーケーションをした。ワーケーションについてもいつかnote書こうかな。
テレワーク生活と、体力の衰えとともに体重が増加。パーソナルジムへ通い始める。
相変わらず演奏活動は続けていて、ここ数年でやった印象に残る本番を書き起こしてみる。
シェヘラザード。激ムズFgどソロで心折れる
ピアノでショパンのスケルツォ3番に挑戦。今までで一番難しいソロ曲だった。
トゥイレのピアノと木管五重奏のための六重奏曲に挑戦。30分もある大曲で、今までで弾いた中で一番演奏時間が長かった。
初めてオーケストラの中でピアノパートを担当。一番最初に演奏した『千と千尋の神隠し』は、最高に楽しかった。
20代最後に思いがけない経験をすることに
20代最後の年に経験した貴重な出来事として、前述した"音楽仲間"と、ひょんなことから大学生ぶりに一緒に音楽を作ることに。それが舞台『千と千尋の神隠し』(御園座での再演)。舞台稽古やオケリハなど、知らない世界すぎて全てが新鮮だった。約3時間ある舞台での演奏は、毎公演弾き終わるごとにお腹が鳴るくらい集中力が必要で、フルに脳みそを使うとエネルギーを消費するんだな、と実感。舞台やミュージカルでの生演奏って大変だな、と改めて尊敬。
みんなの力で1つの舞台を作り上げる過程は、オーケストラや仕事でのプロジェクトにも通じる部分があると感じて、特に1人1人の力を引き出す指揮者的な役割を担う人のリーダーシップの重要さを感じた。
振り返ってみてどうだった?
えっ…内容浅くない??
文字に書き起こして読んでみると…率直に「浅っ!!!」と自分へツッコミ。イベントを中心に振り返ってみたが、その時感じた感情や学んだ知識や経験を言語化するのは、ほんの1,2時間じゃ難しくて、辛かった記憶も全て時間の経過とともに美化されているなと思った。(逆にいうと、どんなに辛くても時間が経てば良い思い出に変わるんだな、とも思った)
まとめ
総括すると、演奏活動と旅行に明け暮れた20代だったなと思う。20歳になった頃は30歳になりたくないと思っていたけれど、不思議なことに今では意外と20代に未練はなく、気持ちよく30歳を迎えようとしている。
ただ、30代を迎えるにあたり不安があるとすると、この先どのようなキャリアを積んでいけば良いのかということ。絶賛今後のキャリアに悩み中。
プライベートでは、やりたいと思ったことは割と自分を貫いてきたが、それが仕事になるとどうしても上手くいかない。むしろ他人に流されているほうが多い。この文面を眺めてみても、ほぼ仕事に関して書いていない。。
20代はとにかく幅広く経験を積む、30代は専門性を高める、ということをよく聞くので、これから30代に突入し、専門性を高めていこう!という気持ちはありつつ、自分の専門領域とは何か…日々悶々としてる今日この頃。
30代でやりたいこと(今日時点)
死ぬまでにやりたいことリストを作る
旅行記録と演奏記録を残す
体力作り
最後に30代の自分へ
最高の20代だった!!!20代に悔いなし。自分と関わってくれた全員に感謝。
30代も後悔しないよう、楽しく健康に過ごしてね。周囲の人を大切に。