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ノルウェーの山歩きの友、クヴィックルンシ・チョコ

本日はクヴィックルンシというチョコについて。クヴィックルンシはノルウェー版キットカット。1937年に発売以降、ノルウェー人の山歩き/スキーの友として親しまれてきたチョコレート菓子です。

本家キットカットのが「チョコレートクリスプ」という名でイギリスで発売されたのが、1935年だそうですから、ほんの少し後発ですね。

クヴィックルンシも本家キットカット同様、4本の棒状に折れるように板チョコに溝が入ったウェハースチョコです。しばらく前に、キットカットの販売元がこの形状を商標登録によって独占しようとしたため裁判になりましたが、2018年の判決では、独占権は結局認められませんでした。

この裁判との関連で、イギリスの高級紙「The Guardian」紙が、本家キットカットとノルウェーのクヴィックルンシの比較評価を行いました。
 結果は30点中、キットカットが17点、クヴィックルンシが24点で、何とクヴィックルンシの圧勝! 
ノルウェー人が「クヴィックルンシの方がキットカットよりおいしいよね」といっても説得力はないですが、キットカット本拠地のイギリスでそういわれると、「そうかな~。いや~それほどでも~」という気になるから不思議。

まあ、どちらにしても普通のチョコレートですし、そんなに感動するほどおいしいものではありませんが、値段もお手頃で、ノルウェー旅行のお配り用お土産にはおススメです。
「本家キットカットよりおいしいってイギリスの新聞で評価されたらしいよ」とのエピソードを添えると付加価値もアップですよ~。

それにしても、ウィキペディア英語版に「Kitkat in Japan」という独立したページがあるのには、びっくりしました。日本ではご当地モノや、期間限定など、本家キットカットとは違ったものすごい発展と遂げているのですね。

クヴィックルンシより日本の限定版キットカットが食べたいな。

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